Old Review | レビューB


BART&FREIENDS 10 Songs About Cars & Girls drive-in CD
drive-in

名義的にはソロだけど、ほとんどバンド・サウンドだと思います。実際、後半はライブ・テイクになってて、それはcat's miaowとしてみたい。パッパラ系のネオアコ的な曲から、まったりなうち込み系まで曲も多彩です。個人的には前者の音が好き。ベスト盤的内容。ちなみに全部で33曲収録。

1999.11.07

BAZOOKA CAIN Viele Grube firestasion tower CD

cdet17

ネオアコ〜ソフトロックを基調としたバンド。フニャフニャしたサウンドに、ラッパ、ピアノ等が絡む感じ。同じドイツのバンドだからって訳じゃ無いけど、どことなくgoldstonedとダブります。男性Voの声も似ているし、適度なスカスカ具合とか。ルーツは違うと思うけど、全体的な優しくてほのぼのした雰囲気は共通。

2000.08.31

BEAGLE Sound On Sound sur la plage LP
slurp001

実は再発されるまで聴いた事ありませんでした(苦笑)。ジャケ見て速攻買わせて頂きました。犬ジャケ物は弱いですね。オリジナルは92年発売らしいけど、やっぱりあの頃のギターポップってクオリティー高いです。egg stone辺りと近い感覚な気もするけど、こちらの方が洗練されていて、垢抜けてる感じ。

1999.10.07

BEANMIX There's Always A Light That Shines Someone To Live For inner world 5"
innerworld

holiday flyerとorange cake mixのメンバーから成るユニットらしいです。ジャケのサイズからしてそうだけど、すごくミニマムな世界。音自体も両バンドを合せたような、優しくってほんのり暖かい良質なギター・ポップ。演奏下手だし、録音良く無いけど、純粋に音楽が好きなんだなって伝わってきてちょっぴり感動的です。

2000.01.13

BEANPOLE S/T black been and placenta club LP
bbptc

verna嬢(ex.rocketship/holiday flyer)がholiday flyer以前に活動していた、(…かは不明だけど)バンド。クレジット見ると95年なんでrocketshipの後に作った作品なのかな? ただ、上記の2バンドとの共通項ってほとんど無くって、チープでミニマムな宅録風ポップ。

2000.01.25

BELLE AND SEBASTIAN Tigermilk jeepster CD

jprcd007

言わずと知れた事実上の1st。彼らの作品中、一番良いと思う。昔の物ほど良いよね…。ライブでfelt-Tシャツ着るだけあって、ちょっとfeltとダブって聞こえる所もあったり。チープな打ち込みもあるしね!こんな作品も作れたんだって感心しちゃった。新作では是非とも原点に戻って欲しいです (笑)。

1999.08.25

BEN AND JASON Emoti Cons go!beat 7"
gobeat

1stフル・アルバムに先駆けての先行epが早くもリリース。先行ミニ・アルバムはアコースティックなradioheadって感じだったけど、今回はそこから一歩抜けた気がする。曲自体が良くなってるし、何ていうか一聴してこのバンドの音だって分かるような個性が出てきたような。A/B面とも良い曲です。この次で一気に化けるような予感。

1999.08.26

BEST CELLAR Show Me Still Want Me To spade kitty CD
sk013

去年の今頃買った一枚。僕の中では98年のベストかも。当時メチャクチャ愛聴してました。ほとんどの曲がヴォーカル、ギターのみの極めてシンプルな構成で、まるでcherry red時代のfeltからキーボードを取ったような感じです。彼ら(ソロかも?)の情報って全く無いんだけど知ってる人がいたら教えて下さい。90年代のFELTですよ、最高です。

1999.11.15

BIBLE Walking The Ghost Back Home backs LP
nchlp8

存在感の薄い感じは否めないのですが(笑)、流暢でメロディアスな楽曲はdanny willsonやprefab sproutと比べても何ら見劣りしないどころか、個人的にはこっちの方が好きだったりします。多少粗さが残る部分もあるものの、冒頭を飾るGraceland(最高!)から最後まで捨て曲ナシだし、バラエティに富んだ名盤って言っても良いじゃないでしょうか。

2001.01.22

BIFF BANG POW! Songs For The Sad Eyed Girl creation LP
crelp058

creationのレーベル・オーナー、アラン・マッギーのバンド。作品を重ねるに連れてシンプルでフォーキーな仕上がりになるけど、作品的には後から出たもの程好きです。これは最後から2作目。もう殆どアランのソロって位語り弾きのシンプルな構成。もう完全にフォークだし。ジャケも含めて、儚くて美しい作品。

2000.01.15

BIG DISH Swimmer virgin LP
v2734

スコットランド出身バンドの1st。aztec camera、bluebellsとかtrash can  sinatrasなんかに比べると地味で目立たない存在だけど、良いうた作ってます。職人肌でしょう。やっぱり土地柄の垢抜けない、ノンビリとした雰囲気はあるんだけど、他のバンドと比べてより繊細な感じ。ときどき聴かせる泣きのメロディーがグッときます。

2000.07.29

BIG LEAVES Racing Birds whipcord 7"
w-crack003

最近ってまた、UKギター・ポップ勢が巻き返しつつあるような気がします。彼らの出身もそうかも知れないけど、グラスゴー系の音。teenageのキャッチャーなメロディー+banditsの頼りないヴォーカルって印象。サビで大盛り上がり!って言うより、気がついたら曲が終わってる…という感じ。自然体でほのぼの感がここち良いです。

1999.12.21

BIG RED BUS S/T action LP
take3

89年リリースな事もあって遅れてきたネオアコって感じも。シングルは、インディー・ダンス全盛時代ならではのマンチェ寄りのサウンドもあるのですが(そちらもオススメ)、アルバムは純粋たるネオアコ。後半多少ダレる部分はありますが、前半の煌めき感にはとにかくうっとり。切なこみ上げ系でため息でます。

2001.07.14

BIKE Take In The Sun march CD
mar047

やっと出ましたね、bikeのフル・アルバム! (…と言っても編集盤的な物かも?) これがとっても素敵!コンピにも収録されてた 「Save My Life」を聴いた時から期待はしてましたが…、思ってたよりも正統派な音作りで、ちょい渋目なVoがこれまた良い感じです。まぁ、ギターはノイジーなんだけどね。密かにmarchのバンド群で一番好き。傑作。

1999.11.16

BIKERIDE Here Comes The Summer! choclaty CD
chcd0001

1stアルバム。これは本当に素晴らしいです。ヘボ・ポップ部門だったらここ何年かでもトップ・クラスじゃないですかね。自由度があって、好き勝手やってるんだけどアルバムの統一感はあるし、ポップなんだけど、所々泣きメロ入ってるし。galaxieをカバーする辺りもたまらないです。全然違うんで最初は気付かなかったけど。

1999.07.25

BIRDIE Folk Singer it 7"
itrv002

曲のタイトルからしてそうだけど、フォークチックでポップ調です。A面が「パ〜パッパッパー」って感じでB面が「ラーララ〜ラ〜」 (笑)。 これだけだと伝わんないと思うけど、skypark、holiday flyer系のシンプルだけど心に残る良い曲ですよ。これが恐らく2nd-epで1stアルバムは今日、23日発売(爆)。かなり期待してます!

1999.08.23

BIRDIE Some Dusty it LP
itrlp2

先行7"も良かったけど、本作は文句無しですね。元east villageとかって言う肩書きは全く要らないよ。ピアノ、ホーン、ハーモニカ等の入り方もすごく良い感じ。なんて言ってもメロディーが良いです。あったかくて安らぎますよ。これは、秋から冬にかけて愛聴すると思う。個人的には今年のtop3に入るかも、って位良いです。ほんとに名盤 (泣)。

1999.10.01

BJORK Selma Songs one little indian LP
tplp151

発売直後に買ってましたが、映画観るまでなんとなく聴けずにいました。仕事場でDVDずっと流してたりとか、ここの所、個人的にはbjorkブームだったりします。肝心の映画も良かったしね。楽曲的にはトム・ヨークがゲスト参加の3曲目なんだろうけど、映画観た後だとやっぱり最後の曲がグッと来ます。ちょっと重くてやるせなくなります。

2001.01.05

BLACK TAMBOURINE Complete Recordings slumberland CD
slr37

最近よくみかける気がするんだけど気のせい? 音はだいぶ昔っぽい感じがするけど新人でしょうか。それとも編集盤?、その辺はよく分かりません。レコード屋のコメントには「女版、J&MC!」と一言だけ書いてありました。本当にそのまんまジーザスです。サイコ・キャンディーしてます。全体を覆うフィードバック・ノイズが気持ち良し。

1999.07.09

BLADES The Last Man In Europe reekus LP
reekusrklp1

irish jamと言われているだけあって基本はモッズバンド。U2が初めて渡英した時に一緒にツアーもしていたとか。コンピレーションで初めて聞いた時からモロに後期pale fountainsなバンドという見解でしたが、このアルバムも正にそのまんまですね。全曲良いのですが、トータルとして抑揚が欲しい辺りはfriends的。ラッパの入り方とかもそうなんだけど。

2002.03.19

BLIND MR.JONES Stereo Musicale cherry red CD
cdbread100

とうとう我が家にもこいつが! 某shoe-gazerイベント、一押しって事もあってかなり探しましたが…結局、譲ってもらっちゃいました。ジャケのショボさとは裏腹に最高にカッコイイです。1曲目のイントロのフルートで既にやられました。90年代初頭のshoe-gazerバンドって、どうしようも無く大好きなんだけど、その中でもこれはNo2になるのかも。

1999.08.30

BLIND MR. JONES Crazy Jazz cherry red 12"
12cherry125

先日、時間潰しにフラッと寄った中古盤屋で、200円でみつけて即レジ致しました。やっぱり、この時代(92年産)の、この音ってどうしようも無く好きなんですよね。A面はゆったりとしたインストで、やっぱりフルートがカッコイイです。B面はいつも通りの轟音shoe-gazerです。こっちがこのバンドの本質って気がします。

1999.11.19

BLUEBELLS Foevermore london 12"
lonx14

この間、1000円で売ってて迷わず買いました。タイトル曲はそんなに好きでもなかったんだけど、このジャケ大好き。コステロがプロデュースのB面の方が断然良い気がするんですが。「Aim In Life」なんて彼らを代表する名曲でしょ。かなり泣けてきます。

2000.03.05

BLUEBOY If Wishes Were Horses sarah CD
sarah612cd

現役で活躍している息の長いバンドですが、この頃はアコースティックで極めてシンプルな楽曲ばかりで少し物足りない感じも。次作にあたる「unisex」の方が音楽的幅が広くて愛聴していますが、ジャケット的にはこちらなので…。本作以前の7"群は泣ける曲が多くて実はそちらが一番お勧めだったりします。世間的には知らないけど、僕の中ではsarahで5本の指に入るバンド。

2002.05.20

BLUE ONTARIO New Frequencies Ep twinflame music CD
twinflame

applesのrobertがプロデュースしてるだけで買ってしまった一枚。ちょうどこれと同時期に買った事もあると思うんだけど、primalの新作の延長線上って印象受けました。良く聴いてたのもこっちの方だし。それで、applesの新作よりも良いと思います。半分shoe-gazerで(笑)、ダルダルだけど何か高揚するあの感じっていつになっても好きです。

2000.02.17

BMX BANDITS C86/Plus vinyl japan CD
askcd19

初期の作品であるC86に7曲のボーナス・トラックを付けたもの。昔の音源の再発って最近のファンの僕には嬉しい限りです。今にも増してショボイ音だけどbanditsの個性はこの頃から既に確立されてますね。それに、ここまでショボイと逆にいい味になってて、ずっとこのままでも良かったのになぁ、なんて思っちゃったりして。

1999.06.29

BOBBY VALENTINO You're In The Groove, Jackson biglife CD
blrcd3

bluebells等にも参加していたヴァイオリニストのソロアルバム。少し前にジャケ違いで再発されて間違って思わず買いそうに。ネオアコ風味もある少し渋めのジャズという趣ですが、「the man who invented jazz」は取りあえずカッコ良すぎです。妹に聞かせたら、ちびまるこだ!って言われて少し悲しくなった事も。モチロン、元曲はこっちなんだけど。

2001.10.29

BODINES Played magnet LP
bodl2001

生涯唯一のアルバム。大半がシングル・リリースされてたりするので、ベスト・アルバム的な意味合いが強いかもしれません。初期のcreation勢に代表される(する?)ような疾走感のあるギターのカッティングが心地良いバンド。最近知ったんですが、国内盤はボーナス・トラックで「Heard It All」が収録されてるとか。個人的には彼らのベスト・ソングだったりするんだけど、それが未収録なのが少々残念です。

2001.04.11

BRIAN Understand setanta LP
setlpm4

キラキラしたギター、甘酸っぱいヴォーカルと…ネオアコ的な要素が全て詰まってます!そもそもはジャケ買いだったけど、本当にそのまんまな音で、トラキャンとかblueboyと並んで90年代前半を代表するバンドだと思うのですが、この知名度の差は何故!? 不遇っぷりを考えると泣けてきます。今でも活動してるらしいのですが、レコード屋に並んでるの見たこと無いし…。その辺どうなんでしょ??

2001.03.29

BRIDESHEAD This Is Mall Music! apricot CD
apricd001

ドイツのバンドです。いちおう、英語主体。まんま、80年代ネオアコ的な音なんだけどね…。キラキラ・ギター好きは間違いなく気に入るハズ。トランペットまで入ってるし、もう青春してますよ。これはCDsで、後に出たLP(最近、CDも出ました。)に、半分くらいは収められてます。ヴァージョンがちょっと違ってて、僕はこっちの方が好きかな。

1999.09.06

BRIDESHEAD/DENBARON Split shelflife 7"
life016

前々から出るとは聴いてたんだけど、もう待ちくたびれたよ。見つけた時は慌てて買いました。全曲未発表曲みたい。どっちも、guitar-pop好きの人なら間違いなく気に入るハズ。bridesheadは相変らずキラキラしてて良いんだけど、とにかく、denbaron!、青春してますよ。聴いててウキウキするもん。今回はこっちの勝ちでしょ。

1999.10.09

BRIDGE Shame Is A Girl backs 7"
nch112

あくまでB級ネオアコなんですがprefabとgentle tuesdayの間を埋める様なキラキラ系の青春ソング。多分本気なんだろうけど、ショボイんですよね(笑)。でも、そのダサさが返って魅力的。両面共に決して巧いとは言えない演奏ですが、一度聴いたら忘れられない泣き泣きの曲展開。一発屋と言われて真っ先に思い浮かぶバンドかも。

2001.08.20

BRIGHTER Laurel sarah CD
sarah404cd

同レーベルの中でも最もキラキラ度が高いバンドの1つ。他のバンドは割とガチャガチャした曲も演るけど彼らは僕が知る限り全曲泣き泣き路線。少し抑揚が欲しい感じさえするほどの徹底振り。最近も出してたけど後継のバンドも路線的には殆ど変わらないハズなのに、何かが足りない感じで…。それはバンドでは無くて僕に問題があるのかも知れないけど。

2002.01.02

BRIGHT EYES Letting Off The Happiness saddle creek CD
lbj23

買ったのは随分前だけど、最近出たLP見て、「もう新譜出したんだ!」って思って買ったら内容同じ (苦笑)。だってジャケ全然違うし。左のジャケはCD盤の方です。LPの方が可愛いジャケだけどスキャンするのが大変なのでこっちにしました。内容なんだけど、アセンズって事もあって象6っぽい所もあるんだけど、ガレージ、サイケ、ポップ等…何でもあり。個人的にはペイブメントをもっと実験的にした感じを受けました。

1999.07.07

BRIGHT EYES Every Day And Every Night saddle creek CD
lbj30

アセンズの中でもかなり異色なバンド。他のバンドと比べてもサイケ色が極めて強いです。今作は5曲入りepでfliming lips辺りにだいぶ近い印象。相変らずデタラメな音楽だけど芯がしっかりしてるので不思議とまとまってる感じ。なにげに象6の色んなバンドとメンバー被ってて、シーンの一角を担ってる、かも。2ndアルバム楽しみ。

1999.11.17

BRILLIANT CORNERS Teenage McQueen 12"
mcq1t

この周辺のバンドって、最初良くて後になるとどうも…って言うのがどうも少なくない気がします。実際、僕は後期から入ったけど、数年はこのバンドを軽視していました。でも、この頃のほのぼのとした雰囲気とそれに絡むラッパは大好きです。曲はモチロンだけど、これはジャケが素敵! コーラスにはhevenlyのameliaが参加。

2000.07.12

BRITTLE STARS S/T shelflife CD
life018

本当にshelflifeの作品って安心して聴けますね。バンドの雰囲気がここまで統一されてるレーベルって他には無いのでは。フワフワした空気に透き通ったVo、ミニマムな打ち込み…今回もそんな感じ。耳あたりが良くて安堵感に包まれるような音です。聴いてると気が付くとウトウト、…って感じで気持ち良いです。

1999.11.21

BROTHERNATURE Looking Down The Road symphony ray CD
dufcd1

ここ何年かのネオアコ系では最高峰と言っても良いかも。同じ兄弟デュオだからって訳では無いけど、fantastic somethingを彷彿させるハーモニーに、楽曲の美しさはdanny willsonを連想してしまったりもします。特にアルバムタイトルにもなっている最終曲は、ピアノ弾き語りからコーラス、ストリングスが加わるスケール感のある曲で、if she doesn't smileとかmary's prayer級の名曲。かなりオススメ。

2001.01.16

BUSYTOBY It's To Be Alive parasol CD
par-cd-050

wolfieの別名ユニット。でも、もうほとんど同じって言えるんじゃないかな。wolfie好きだったら間違いなく買いです。チープ度が少し下がって、オルガンが前に出てきた感じ。若干、メロディーが繊細になったような気も。wolfie自体はkindercoreからep出すって話もあったけど、どうなったんだろ? mathleteも含めて、とぼけた感じのこのヴォーカル大好きです。

1999.12.21

BUSYTOBY The Unlonely Songwrite 100 guitar mania 7"
100gm-36/uc0036

wolfieとsargeの合体バンですが、今回はsargeのメンバーは参加していないらしい。それじゃ、ただのwolfieじゃん!(笑) 実際、音はそのまんまwolfieです。結局、Voの個性がありすぎって事なのかな、名義違うけど、音ってどれも同じに聞こえるし。で、どれも素晴らしい! タイトル曲よりof montrealチックなB面の方が好きです。

1999.08.17