Old Review | レビューU~Z


URCHINS See It Through jealous CDs
envy009cd

UK新人3ピースバンドの多分1stシングル。タイトル曲は初期velvet crushのメロディーにdodgyのコーラスが乗っかったような激ポップな名曲です。「fountains of wayneに対するイギリスからの回答。」とも言えるかも。個人的にはこれ一枚でfowは越えてるけど。タイトル曲はクラブで大音量で聴きたい一曲。アルバム次第で大物になりそうな予感も。

1999.12.03

V.A. 53rd&3rd Fun White It Lasted...PartU avalanche LP
onlylp016

53物の再発とか編集盤って数多くあると思うんだけど、これの決定的なのはboy hairdressersの「golden showers」が入ってる事。モロにbeach boysなコーラスワークが微笑ましくって素敵です。ちなみにpartTの方で収録されてるのは同曲のB面。TFC好きはだまって買い、って感じ。初期よりも現在の方が音楽的に近いのも興味深かったり。

2000.08.25

V.A. Airpop Terminal2 apricot LP
aprivin015

これ、初めて見た時、予備知識無しでも遠目でairpop2だって分かりました。ジャケそのまんま(笑)。 前作も、ここ何年かのインディー・コンピとしてはseven summersとかpop american styleと並ぶ傑作でしたが今回もメンツが超強力。ドイツ出身ではないバンドが増えたのでカラーは変わりましたが、最近のインディー知るって意味では返って最適かも。LPはカラー仕様の3枚組、1000枚限定でナンバリングしてます。

2001.04.21

V.A. Clover Club clover CD
clcd406

これ、かなり良いです。レーベルからの既発7"集+ボーナス・トラックって形になってるんだけど、cloverを知るには最適な一枚だと思います。実際、7"は集める気しないけど、…って人にはオススメ。色んな国のバンドが入ってるけど、不思議と統一されてて、オモチャ箱的なポップ集。聴いてて楽しくなる曲が多いです。お店によってはでバッジ付き。

1999.12.20

V.A. Doing It For The Kids creation CD
crecd037

泣きメロ系を中心に収録。数多く出ているクリエイション・コンピの中でも、収録バンド的に一番好きかも。中でも、primal scream「all fall down」からbiff bang pow!「she paints」の流れが染みます。クリエイション・バンドの層の厚を改めて実感。この頃までのクリエイションが大好きです。

1999.07.21

V.A. Epithalamia clai CD
clai

autocollants、masters of the hemisphereと言った収録バンドを見ると、インディーポップのコンピかと思われそうですが、内容はシューゲイザーです(笑)。アコギの泣きメロ系か、轟音バンドが大半。無名のバンドが多いですが、内容は非常に素晴らしいです。しかも、ラストにはecstasy of saint theresaだし、マイブラ好きは黙って買いです。

2000.07.07

V.A. The Gants Never Again! 100gm audio 7"
100gm-30/uc0030

60年代のバンド、gants(←実は知りません。)のトリビュート盤? 参加アーティストはkleenex girl wonder、wolfie、outrageous cherry、of montrealとやけに豪華です。どのバンドもいつも通りの音なのでgantsってバンドの本質はイマイチ分かりません。B級バンドだったかも知れないけど、こんだけのメンツにカバーされれば本望なんじゃない?

1999.11.18

V.A. Ghosts Of Christmas Past crepuscule CD
vdpy28510

元々2枚あったコンピ盤を一枚にして編集した物。数年前にジャケ&解説違いで再発されてます。…例に漏れず当時間違えて買っちゃいました。crepusculeの陰りのある雰囲気(良い意味で)って大好きなんですが、クリスマス関係無しにこのアルバムはいつ聴いてもシットリしていて心暖まります。arcadiansと何よりもpale fountainsに出合ったのがこの作品で、ネオアコに傾倒するキッカケにもなった思い出深い作品です。

2001.12.17

V.A. Happy Happy Birthday To Me hhbtm CD
hhbtm

これは凄いっすよ〜。ファンジン付きと言うよりは、ファンジン(分厚いです、…勿論、英語ね)にCDが付いてる感じ(笑)。これだけの内容で1500円は安いでしょ。主に象6〜kindercore周りのバンドを中心に収録。中でも目玉はmastersとmendoza line。両方とも新曲?…どっちも初めて聴く曲でした。お買い得感はpop american style以上かも。

1999.07.22

V.A. Just For A Day just for a day CD
day01

レーベルとしては第一弾で企画コンピなのかな? 参加バンドは意外と豪華でmajestic、brideshead、den baron、gentle tuesday、red go-cart等と国もバラバラです。個人的にはfeltのカバー曲があるのが嬉しかったけど、曲間の繋がり云々ではなく単純に良い曲が一杯って感じ。どんなバンドをリリースするのか今後の動きも気になるレーベルです。

2000.09.15

V.A. Lemonlime Vol.2 spinart CD
spart40

vol.2なんで、1も出てるんだろうけど、spinartのコンピ盤って初めて聴きました。何故か、kincaid、bikeride、holidayとかも入ってます。好きだから良いんだけどね。多分、全て既発曲からの編集盤だと思うんだけどバランスの良いコンピじゃないかな。やっぱりガレージ系のポップが多いです。ちなみにapplesは入ってません。

1999.09.22

V.A. Little Darla Has A Treat For You V.13 Fall 1999 darla CD
drl099

darlaって今一番面白いレーベルの一つですよね。このコンピでもその雰囲気は十分伝わってきます。ただ、もうちょっと違ったメンツでも良かったかなー、って思う所もあるんだけど。ちょっとアンビエントな感じで、90年位のcreationと被って聞こえる部分も。実売価格は1000円位なんで買って損は無いと思います。

1999.10.31

V.A. Lost Romance factory LP
rocklp3

80年代初頭の音源を集めたコンピ盤。詳細は知りません。目玉はやはり例のIf she does'nt smileになるのかも知れませんが、aztec camera、go-betweensやweekend、ebtg関連にgist、durutti column等…、なかなかの豪華メンツです。今の時期にちょうどピッタリな涼しげな感じ。コンピとしてのトータル性もかなり高めで、crepuscule辺りの作品が好きな人にはオススメ。

2001.07.07

V.A. March Records Summer Sampler 1999 march CD
mar046

先日観たkleenex girl wonderのフロント・アクトが前から気になってたんだけど、それがone sterってバンドだと最近知って探してました。そんで、これは単にone sterが収録されてたから買ったんだけど(笑) 、このコンピ、すごく良いです! 僕は割とレーベル・コンピって買う人なんだけど、その中でも相当上位に来ますね、これは。しかも値段も1000円ちょっとだから驚き。

1999.06.29

V.A. NME C86 rough trade LP

43244

C86自体、イマイチ良く分かりません。そもそも、NMEが勝手に作りあげた感じ?…まぁ、当時10才の僕には分かるはずも無いですが。でも、あの頃の時代を象徴する名コンピじゃ無いかなぁ。聴くに耐えないトホホなバンドも多少いるけど。primal scream、soup dragons、bodines、mighty mighty、pastels、…書ききれないけどヤケに豪華なメンツで最高!

2000.07.01

V.A. Oh, Merge merge CD
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Mergeの10周年記念サンプラー。はっきり言って、Mergeのバンドって数える程しか知らなかったのですが、このコンピでレーベル・カラーがなんとなく分かりました。思ってたイメージより、音響系が多かったです、…嫌いじゃないと言うより、むしろ好き (笑)。 曲順の流れ的にはイマイチな気もするけど、良い曲いっぱい。

1999.07.24

V.A. On The Dotted Line(There) emi LP
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恐らくプロモ・オンリー物だと思います…(自信無)。僕の中では彼らのベスト・ソングであるbrilliant cornersの「I bet she's gonna go」を筆頭にepisode four(やっぱり泣けますね)、north of cornwallis等‥とここでしか聞けなかったり入手困難系が盛り沢山。内容はcherryredのseed pop1に肉薄する位素晴らしいと思います。ジャケが変り映えしないので間違い易いですが、黒字は(here)別物で、そちらもなかなか。

2002.02.18

V.A. Pop Jingu Volume 1 sonorama CD
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日本のインディー・ポップ・バンドを収録したコンピ盤です。97年発売。中身濃いです! 名前知ってたのって、red go cartと800 cherries位だったんだけど、どのバンドも良いです。marchと近い感覚を受けました。実際あっちからリリースしても全然違和感無いんじゃないかな。ちなみに一曲目のdrum soloってhour musikの前身バンドらしいです。

1999.09.30

V.A. The Sound Of Leamington Spa Volume1 firestation tower CD

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これはとんでもない代物。今だと全部廃盤の超レア物ばかりを集めたネオ・アコ系コンピ。有名なところだと、hepburns、cherry orchard、man from delmonteとか。他にも、east villageの前身のepisode4、housemartinsの前身のnorth of cornwallis等。…このコンピ自体も直に廃盤だろうし(笑)、こっち系が好きな人は黙って買い、の1枚。vol.2の発売もかなり期待。

2000.11.14

V.A. Tomorrow's Hits Today summershine CD
shinecd002

オーストラリアを代表するレーベル、summershineの意外だけど、多分唯一のコンピ盤。velvet crush関連やeast villageに、ripe、tender enginesを始めとしたレーベル初期のレア・シングル群がまとめて聴けるのでかなりお得です。8割がキラキラ系のギターポップ、残りがシューゲイザー等でやはり90年代初頭を象徴する感じ。

2001.11.05

V.A. Why Popstars Can't Dance slumberland CD
slumberland

本来の作品としての目玉はstereolabの初期音源だと思うんですが、個人的には何と言ってもrocketshipでしょ。収録曲は本来これでしか聴けなかった、のですが今は国内盤アルバムのボーナストラックとして聴くことが出来ます。はっきり言ってアルバムのどの曲よりも良いです。と言うか彼らの曲では一番好きかも。他のバンドは殆ど無名ですが、stereolab〜rocketship路線の佳作が多く収められててかなり充実。

2001.03.24

VELOCITY GIRL Gilded Stars And Zealous Hearts subpop LP
subpop

このバンドって随分前から気になってました。gentle tuesdayもそうだけど、初期プライマルの曲名をバンド名にされたらねぇ。偶然かも知れないけど、期待しない訳にはいかないでしょ。ただ、音の方は女の子Voの普通のポップ。嫌いじゃ無いけど、何か足りないかなぁ。

1999.08.13

VELVET CRUSH In The Presence Of Greatness creation CD
esca5980

ちょうど今の季節にピッタリな一枚。チャリ通勤時によく聴いてました。前身のchoo choo trainのキラキラした感じ+後で顕著になるロック色が、バランス良く融合されてると思います。velvet crush名義では最高傑作じゃないかなぁ。drive me downはやっぱり傑作だし。

2000.03.31

VISITORS Miss matinee CD
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ちょっと聴いただけで、aztec camera、close lobsters、june brides…と言ったバンドが引き合いに出てきそう。自身もUKのバンドなのですが、モロにネオ・アコな音です。透明感のある曲に、キラキラしたギター。レーベルもmatineeとくればなるほど、な出来です。これは随分前に録った編集盤らしいので、今だとどんな音になるのかも楽しみ。

2000.10.11

WANNADIES S/T mnw CD
resnap2

wannadiesと言うと「be a girl」のイメージがやっぱり強いのかなぁ。1枚選ぶと僕もそうなる気もするけど。ただ、それ以前のネオ・アコ寄りの作品も好きなんです。特にこの1st。何と言ってもジャケが最高! キッズ物に外れ無しって感じ。あ、ちなみに新譜はまだ聴いてません。来日公演も行くか微妙だったりするんだけど。

2000.06.12

WATER WALK Thingamajig nettwerk CD
x2 13038

多分、良い意味で全てに中庸だと思います。アルバムとして本当に大好きだけど、これ!って曲が(僕には)無いんですよね。その割に季節問わず良く聴いてる気がします。ヴォーカルもそうだけど、ピアノやホーンも無理に主張しないので特徴を挙げ難いけど、bluebellesをもっと玄人っぽくしたイメージかな? で、もう少し弾けてて瑞々しい…ってそれじゃ分からないですね(笑)。

2002.01.28

WAVES Flate A Little Brighter march CD
marcho61/grimsey021

hang upsのjeffによる(いちおう)デュオ。 本家と比べるとちょっと粗削りでパワーポップ度アップって感じです。基本的にhang upsが好きならokな路線で、どことなく懐かしくてほんわかするような雰囲気。米国バンドだけど英国に近いメロディーはやっぱり共通だし。根底は60年代っぽいけど、ひねりが無いのが逆に良い感じです。

2000.11.28

WEATHER PROPHETS Mayflower wea CD
wpcr10441

遂にCD化です! この日が来るのをどれだけ待ち望んでた事か。既に10回は聴いちゃいましたよ。やっぱり良いです、素晴らしいですよ。ロフトと比べると轟音率が減少して、メロディー重視になってるんだけど、とにかく曲が良過ぎ。シングルで聴いた事ある曲が大半だったんだけど、微妙にアレンジされてるのかな?、新鮮でした。

1999.07.16

WEATHER PROPHETS Jusges, Juries Horsemen creation CD
crelp33cd

ピーター・アスター関連で、僕が初めて買ったのがこれでした。なので、思い入れもあります。初めて聴いた時は、「プライマルの1stと2ndを足したような音だなぁ。」って思ったりしたものです。プライマルが2ndでガレージに向かったのって、ウェザー・プロフェッツの影響も少なからずあるような気もするんですが…。

1999.07.17

WEATHER PROPHETS Diesel River creation LP
md7952

うわ〜い、やっと手に入った! これで、ピーター絡みのアルバムはやっと制覇(泣)。これはweather prophetsのシングル集です。なんで、シングル全部持ってる人には不用の産物かも。…僕は初めて聴く曲は一曲だけでした。また、こーいう作品作ってくれると嬉しいんだけどなぁ。最近のってどうも…。

1999.10.16

WEBB BROTHERS Beyond The Biosphere wea CD
wea

俗に言うパワーポップって部類に入るのかなぁ、でも、元気一杯って感じじゃなくてちょっと暗めです。ギターの語り弾きもあったりするし。正直、最初は、ピンと来なかったんだけど、聴き込んでくうちにハマッてしまいました。某所でベタ誉めなだけはあります。このバンドって2世アーティストだって聴いたんだけど知ってる人、教えて下さい。

1999.08.14

WHEAT Hope And Adams city slang LP
lc06853

詳細は良く分かりません。分かることはsebadohと同じレーベルって位。優しいメロディーに泣きのヴォーカル。luna辺りに近いかなー。もうちょっと暑苦しくした感じ。曲調に大した変化が感じられ無いのが難点だけど、この切羽詰まった感覚って好きです。宅録ポップ〜エモ辺の要素を上手く消化してると思います。

1999.12.10

WHIRLAWAY A Sound Stream Broadcast spy fi CD
spy401-1

どうやら新人らしいんだけど、久々の轟音shoegazerバンド。で、初期のrideに激似です。曲の展開とかVoまで含めて。ここまで似ちゃうとバンド的にありなのかなー(笑)って位。ただ、最近のこっち系ではセンスが突出してると思えるし、単純にかっこいいもん。ポストall natural〜って言われそうだけどその程度では終わって欲しくないですよ。

2000.01.12

WOLFIE Awful Mess Mystery mud CD
mud-cd-033

今年出た2ndも最高でした!(個人的にはbikerideと並んで99年度、ヘボ・ポップ部門No.1!)。で、これはMudからの1stです。wolfieって全作品で(サイド・プロジェクトも含め)、作り手が楽しんでやってるのがこっちにも伝わってくるんだよね。こっちまで幸せな気持ちになります。手作り感覚なところも好感持てるし、このバンドは長く続いて欲しいなぁ。

1999.08.16

YEAH JAZZ Six Lane Ends cherryred LP
bred82

ジャケとバンド名から想像する様なジャジー感は無いかもしれません。mexico70とbluebellesを合わせたような感じで、基本的にこみ上げ系ロックだけど、適度にフォーキーでほのぼのしている様な。同レーベルのバンド群が好きな人なら外さないと思います。ある意味cherryredらしいかも。当時、店に2枚あって裏ジャケに落書付きの安い方を買ったらメンバーのサインだった思い出が。

2001.12.03