言わずと知れた、「There she goes」と並ぶla'sの名曲。オレンジジャケはCDsで、7"、12"でまた色が違います。ラストの「over」はメンバーが唯一の満足できる作品らしく、7"買った後(未収録)、これを買い直しました。伝統的なリヴァプール・サウンドで地味だけどかっこ良いです。…録音は最悪ですが。
ギタポ・チックなジャケですが中身は完全シューゲイザーです。最近はこの手のバンドがまた増え始めてる気がします。あの時代の音楽聴きながら育って、バンド組んだら自然にこうなりましたって感じ。目新しさは何も無いけれど、やはりこの手の音が好きなので嬉しかったです。マイブラよりはメディシン寄り。
90年にリリースされた彼らの唯一のアルバム。世間的には無視状態のB級バンドですが、設立当初のcreationレーベルからリリースしていてもおかしくないサウンド。小気味良いギターカッティングにマイナー・コード路線。レコード屋ではタダ同然なのが泣けますが…。ニ色刷りキッズジャケ好きなので、ここ1年位我が家の壁に飾ってあります。
新人なのかは疑問だけど、取りあえず1stアルバム。80年代的大道ブリティシュ・ポップなメロディーにパワー・ポップの要素が少々ってイメージ。最初に聴いた時はxtcを連想しました。洗練された楽曲とか、ちょっと職人的で渋い感じとか。英米どっちでも売れてもおかしくない気もするけど、どうでしょうか。
ここでは省略しますが、色んな経緯があって去年の年末にレーベルの方からいただいCD。いわゆるエレポップだけど、基本は80年代ロック的なアプローチが強いかも。ボストンのバンドらしいけどpulpをインディーっぽくした感じで、英国の方が受けが良さそう。現地のプレスでは皮肉さを除いたmomusって書かれてました。的を射ているような、いないような。
ピーター・アスターが最初に組んだバンドがこのロフトです。これはシングル編集盤。「Why Does The Rain」は名曲ですね。クリエイションって一番好きなレーベルだけど、その中でもピーターは別格です。彼の歌って、上手くは無いけど、スゴい心に残りますよね。この頃はまだガレージ色が強いです。
CD盤はLOUIS名義だけど、内容はLPのarcadians / It's A Mad Mad Worldにボーナストラックを付けた仕様。本編の解説を読むまで知らなかったけど、LP盤は日本オンリー企画で世界的にはこれが初だとか。彼のキャリアで最もアコースティック色が強くて美しいの一言。一分台で終わる名曲Mad Mad Worldを聴く度に切なくなります。
初めて聴いた時、冒頭のネオ・アコな雰囲気やジャケのイメージから、た80年代フォロワーのバンドだと思ってました。でも実際はブリティシュ・ビート的要素が強くってロックですね。ストレートで気持ち良いです。who、kinksなんかの影もちらりと見え隠れ。
これも最近はやりの再発物らしいです。案の定、今回初めて聴きました。いちおう86~89年に収録されたモノらしいです。今のインディー・ポップっぽくって、古さは感じません、アコースティック調のバックに、胸キュンVoが乗っかる感じ。今から10年も前にこんなバンドがいたとは驚き。時代を先駆けてますね。
オーストラリア出身のネオ・アコバンドのシングル編集盤。素朴で目新しい事は何も無いけど、純粋に「うた」が良いです。いつの時代にもこういうバンドって必要ですね。晴れた日に散歩しながら聴きたい感じ。この間知りましたが、来日しますね。もちろん行きますよ。
やはり好きです。この手の音にどうしても弱いですね。jesus fever、Ca-Pと並んで、日本のマイブラ・チルドレンの代表格的なバンドじゃないでしょうか。メロディーの組み立てがとてもスマート。儚い美しさ的な、雰囲気がたまりません。medicineからall natural辺りが好きな人にはオススメです。
ルナの新作。素晴らしいけれど、良くも悪くも予想通りの仕上がり。完全に独自の空気を持っていたギャラクシーと比べると、ルナの方が一般性は高い気がするけど…何か後味が悪い。ちょっと優しすぎる気が…もう少し凄みが欲しいかな。 LPはホワイトヴィニールでした。
majesticの前身バンドの多分1st(2ndかな?)ep。majesticの陽気さとは全く無縁で暗いけど、こちらも良いです。majesticのイメージで聴くと戸惑います。こちらは、泣きメロのネオアコって感じ。既にこの頃からメロの良さは脱帽もの。ジャケはもしかしたら裏かも。どっちが表か分かりません。
これ、結構探してLPをやっと見つけて買った当日に、別の場所で国内盤CD見つけてブルーになった思い出が。そちらは知人に譲りました。今聴くとちょっと暑すぎるけど「Here Is My Number」は最高ですね。この手の男女混合系大好き。ベーシストは現在charltansで活躍なのは周知の通り。
再発ブームは分かるけど、すごいですよね、これまで再発しちゃうとは! 彼らの音源は一枚も持って無かったので本当に嬉しかったです。思ったよりも知ってる曲が多かったのには驚きました…。いろんな所でかかってるんだな、と再実感。コーラスとホーンの絡む所が最高にかっこいいです。
elレーベルと言われて最初に連想するのが彼ら。小洒落た雰囲気とか中途半端にJAZZの要素が入ってたりが昔は好きでは無かったけど、今は大好きなのが不思議です。ちょっと軽いかなって感じはするけど。怪しげな雰囲気も良いですね。怪しさ増量の2ndの方がもっと好き、かも。
祝、国内盤!いやぁ、素直に嬉しいですよ。発売日には心配で見にいきました。当時、やたらベル・セバと比較されてたけど、こちらの方が断然好きです(ベル・セバも好きですよ)。決して上手くは無いけれど心に残るVo。あったかいメロディーに絡むホーン。もう、大好き。真冬のイメージ。雪の日に聴いてたら、泣きそうになったっけ。
Mates Of Stateと、Fighter Dによるsplit。どちらも初耳でした。Matesの方は男女2人組で、混合Voにオルガン&ドラムの不思議な組み合わせ。wolfieにスピードを付けた感じで良いです。アルバム(…出てるのかな?)が楽しみ。Fighterの方はネオアコをローファイに崩した感じ。こっちは嫌いじゃないかなって程度。
wolfieのメンバーによる別バンド。テープでしか出して無かった(入手出きず)けどメデタクepとして発売! Voが同じなので路線的にはwolfieとあまり変りません。こちらの方が打ち込みを多く使ってて、エフェクトかけてます。wolfie好きならこっちも好きなハズ。象6周辺聴いてる人もオススメ。
初期feltのギタリストだったmauriceによるインスト集。バンド全盛期の中心的人物だけあって、あの泣き泣きのメロディーはそのまま。ちょっとだけルーズな感じかな。透明感があるのに混沌としてるっていう雰囲気がたまらなく好きです。ギターの音も最高! 彼が脱退した中期以降、バンドがエレポ寄りになったのも何となく分かる気がします。
カナダの5人組バンド。rocketshipなメロディーにlaura watlingが歌ってるような雰囲気が最高です!マイブラフォロワー系のバンドでも上位に食い込むのでは。shoegazerとsoft rockが上手く溶け込んでて、今まで居なかったタイプだと思います。甘ったるいノイジーな佇まいがたまりません。
1st。Voのmick bundはfeltのBで有名だけど、実は、primal screamとかweather prophetsのサポートメンバーとして演奏しています。派手さは無いけど、la'sやfrank and waltesの1stの様なクラシックな名盤。「what's in your mind」なんて、loftの「why does the rain」級だし。felt以降ではdenimも含めて最高傑作では。
ようやく購入!slowdiveのメンバーが新しく始めたバンドです。最初聴いた時は、少々拍子抜けした(slowdiveな音を期待してたので…)けど、これはこれで良いですね。フォーク調でneil youngとかnick drakeと被って聴こます。もう片割れのinner sleeveとは音楽的には反対に進んでるのかな。どちらも頑張ってほしいです。
もう完全にslowdiveの頃の面影は無くなりましたね。前作よりも更に音数が少なくなって、極めてシンプルな楽曲群。耽美的でとてもはかなくて、雨の降る夜にすごくはまる感じ。これ聴いてると、acid folkが聴きたくなります。tim buckleyなんかと続けて聴いても妙にしっくりきますね。
mogwaiって、正規盤より何故かremix盤の方が好きですね。remix陣が豪華なのもあるかも知れないけど。中でも一番好きなのがこれ。A面マイブラ編はprimalの「if they move~」に匹敵する完成度で文句無しです。b面の2曲もカッコイイ。liveもこんな感じを想像してたけど思ったよりもロックしてました。
シングル聴いた時はもっと暗いかな、って思ってたけど予想よりはポップな仕上がりな1stフル・アルバム。モチロンsarah的な音は継承してるけど、「bandwagonesque」の頃のteenageに、smiths、microdisny周辺が合わさってネオ・アコ化したような!?イメージ。ポップなんだけど憂いさを含んでる、って雰囲気がとても好き。
2nd。基本的に1stとほとんど変らないけど、こっちの方が好きです。sarah好きにはオススメ。淡々と歌うVo、メランコリックなメロディーなんてsarahそのまんって気も。かなりリリース・ペース早いです、3rdも直ぐに出る予感。
オレンジ・ケーク・ミックスとのsplit(最高です!)からアルバムを期待してました。前シングルでは、マイブラのカバーまでやってます。肝心のアルバムも期待通りのできです。浮遊感漂うピコピコ系の打ち込みで、あたたかい雰囲気なのに胸が締めつけられる感じ。そしてお得意の泣きメロ、感動的です。自由度の高い作品だと思います。
ドイツ産ネオアコでは最高峰のバンドでしょう。いろんなバンドの影響が見え隠れする割にオリジナリティーを損なって無い絶妙な存在かも。ある意味ドイツ特有ですよね。「call on me」は何度聴いても最高!青春してます。LPは良く見るけどCDは相変わらず。もう一枚もCDで欲しいのですが…。
表題曲も全盛期のuglymanレーベルと比べても遜色ない名曲ですが、最高なのは、やはりB面1曲目。切ないギターメロと可愛過ぎる女の子ヴォーカル。ネオアコ系では確実に上位一桁台。この手のレコードに出会うたびに、レコード買ってて良かったと思えるし、世の中にはどれ位自分が知らない名曲があるのかと想像すると頭がクラクラしたり。こんな出会いを求めていつもレコード屋を巡っています。
いろんなところでstereolabとか、mercury revを思わせる部分があったりするけど、独自性は高いと思う。女子Voの宅録サイケポップ。スペイシーで適度に浮遊感があって聴いてて気持ち良いです。ありそうで、無かった音。涼しげで、この時期にはちょうど良いかも。