Old Review | レビューL~N


LA'S Timeless Melody go!disc CDs

lascd4

言わずと知れた、「There she goes」と並ぶla'sの名曲。オレンジジャケはCDsで、7"、12"でまた色が違います。ラストの「over」はメンバーが唯一の満足できる作品だとかで、7"買った後(未収録)、これを買い直したりしました。伝統的なリヴァプール・サウンドで地味だけどかっこ良いです。…録音は最悪ですが。

2000.06.08

LASSIE FOUNDATION Pacifico shougun CD
sgd1003

ギタポ・チックなジャケですが中身は完全シューゲイザーです (笑)。最近はこの手のバンドがまた増え始めてる気がします。あの時代の音楽聴きながら育って、バンド組んだら自然にこーなりました、って感じ。はっきり言って目新しい事は何も無いんだけど、やっぱりこの手の音が好きな僕には嬉しかったです。どっちかと言うとマイブラよりはメディシン寄り。

1999.07.07

LES ENFANTS TERRIBLES Another Country midnight music LP
chime00.56s

90年にリリースされた彼らの唯一のアルバム。多分というか全く世間的には無視状態のB級バンドなのですが、設立当初のcreationレーベルからリリースしていてもおかしくないサウンド。小気味良いギターカッティングにマイナー・コード路線。レコード屋ではタダ同然なのが少し泣けてきますが…。ニ色刷りキッズジャケ好きなので、ここ1年位我が家の壁に飾ってあったりします。

2002.03.04

LIFE ON MARS S/T parasol CD
parcd059

新人なのかは疑問だけど、取りあえず1stアルバム。割と80年代的大道ブリティシュ・ポップスなメロディーにパワー・ポップの要素が少々ってイメージ。最初に聴いた時はxtcを連想しちゃいました。洗練された楽曲とか、ちょっと職人的で渋い感じとか。英米どっちでも売れてもおかしくない、って気もするんだけど、どうなんでしょ。

2000.01.28

LIFESTYLE Frontier archenemy CD
arch020

ここでは省略しますが、色んな経緯があって去年の年末にレーベルの方から頂いたCD。所謂エレポップなんですけど、基本は80年代ロック的なアプローチが強いかも。ボストンのバンドらしいけどpulpをインディーっぽくした感じで、英国の方が受けが良さそう。現地のプレスでは皮肉さを除いたmomusって書かれてましたが、的を射ているような、いないような。

2002.01.14

LOFT Once Round The Fair creation CD
crecd047

ピーター・アスターが最初に組んだバンドがこのロフトです。これはシングル編集盤。「Why Does The Rain」は名曲中の名曲。クリエイションって僕が一番好きなレーベルなんだけど、その中でもピーターは別格です。彼の歌って、上手くは無いんだけど、スゴい心に残りますよね。この頃はまだガレージ色が強いです。

1999.07.15

LOUIS PHILIPPE Let's Pretend midi CD
mdcp4063

CD盤はLOUIS名義だけど、内容はLPのarcadians/It's A Mad Mad Worldにボーナストラックを付けた物。本編の解説読むまで知らなかったけど、LP盤は日本オンリー企画で世界的にはこれが初だとか。彼のキャリアで最もアコースティック色が強くてとにかく美しいの一言。一分台で終わる名曲Mad Mad Worldを聴く度に切なくなります。雨の日に聴くとしっくりします。

2001.05.28

LOVED S/T temporary residence CD
trr18cd

初めて聴いた時、冒頭のネオ・アコな雰囲気やジャケのイメージから、ただの80年代フォロワー的なバンドだと思ってました。でも実際はブリティシュ・ビート的要素が案外強くってロックしてます。しかも、やたらとかっこ良い。ストレートで気持ち良いし。who、kinksなんかの影もちらりと見え隠れ。

2000.01.07

LOVE POSITIONS Sad But True elefant 7"
er207

これも最近はやりの再発物らしいです。で、案の定、今回初めて聴きました。いちおう86〜89年に収録された物みたい。ただ、今のインディー・ポップっぽくって、全く古さは感じないけど。アコースティック調のバックに、胸キュンVoが乗っかる感じでかなり好感触。今から10年も前にこんなバンドがいたとは驚きー。かなり時代を先駆けてますね。

1999.10.08

LUCKSMITHS Happy Secret candle CD
lucky6

オーストラリア出身のネオ・アコバンドのシングル編集盤。素朴で目新しい事は何も無いんだけど、純粋に「うた」が良いんですよね。いつの時代にもこーいうバンドって必要だよな、って思えます。晴れた日に散歩しながら聴きたい感じ。で、この間知ったんですけど、来日するんですね〜。もちろん行きますよ。

1999.11.11

LUMINOUS ORANGE Luminousorangesuperplastic cream con CD
con

やっぱり好きです。この手の音にはどうしても弱いんですよねー。jesus fever、Ca-Pと並んで、日本のマイブラ・チルドレンの代表格的なバンドじゃないでしょうか。メロディーの組立方がとってもスマート。儚い美しさ的な、雰囲気がたまりません。medicineからall natural辺りが好きな人にはオススメです。

2000.02.08

LUNA The Days Of Our Nights beggars banquet LP
bbqlp209

ルナの新作。素晴らしいのだけれど、良くも悪くも予想通りの仕上がり。完全に独自の空気を持っていたギャラクシーと比べると、ルナの方が一般性は高い気がするんだけど…何か後味が悪い。ちょっと優しすぎる気が…もう少し凄みが加わると良いかなぁ、って思う。 白ヴィニールなので!?、LP盤を勧めます。

1999.07.13

MAJESTIC 12 Lost Found/Cold Wind quiddity 7"
qu10

majesticの前身バンドの多分1st(2ndかな?)ep。majesticの陽気さとは全く無縁で暗いけど、こっちも良いです。majesticのイメージで聴くと戸惑います。こちらは、泣きメロのネオアコって感じ。既にこの頃からメロの良さは脱帽もの。左のジャケってもしかしたら裏かも。どっちが表か分からないもんで。

1999.08.03

MAKIN'N TIME Rhythm And Soul 54321countdown LP
down1

これ、結構探してたんですけどLP買った当日に別の場所で国内盤CD見つけてブルーになった思い出が。結局そっちは知人に譲っちゃいましたけど。今聴くとちょっと暑すぎるかな、って気もしますが何と言っても「Here Is My Number」は最高ですね。この手の男女混合系大好き。ベーシストは現在charltansで活躍なのは周知の通り。

2001.06.29

MAN FROM DELMONTE The Good Things In Lite vinyl japan CD
askcd102

ここの所、再発ブームなのは分かるけど、すごいですよね、こんな再発しちゃうんだから! 彼らの音源なんて一枚も持って無かったので本当に嬉しかったです。思ったよりも知ってる曲が多かったのには驚きましたけど…意外といろんな所でかかってるんだなー、と再実感。コーラスとホーンの絡む所なんか最高にかっこいいです。

2000.01.25

MARDEN HILL Cadaquez el LP
acme13

elレーベルと言われて最初に連想してしまうのが彼ら。小洒落た雰囲気とか中途半端にJAZZ入ってたり、っていうのが昔は好きでは無かったけど、今はかなり好きだったりするから不思議です。逆にちょっと軽いかな、って感じはするけど。怪しげな雰囲気が好きです。で、怪しさ増量の2ndの方がもっと好き、かも。

2000.08.11

MASTERS OF THE HEMISPHERE S/T kindercore CD
kc026

祝、国内盤!いやぁ、素直に嬉しいですよ。発売日には心配で見にいきました (笑)。当時、やたらベル・セバと比較されてたけど、僕はこっちの方が断然好きです(ベル・セバも好きですよ)。決して上手くは無いけど、心に残るVo。あったかいメロディーに絡むホーン。もう、大好き。僕の中では真冬のイメージ。雪の日に聴いてたら、泣きそうになったっけ。

1999.08.31

MASTES OF STATE/FIGHTER D Split omnibus 7"
omni019

Mates Of Stateと、Fighter Dによるsplit。僕はどっちも初耳でした。Matesの方は男女2人組で、混合Voにオルガン&ドラムの不思議な組み合わせ。wolfieにスピードを付けた感じで良い!、です。アルバム(…出てるのかな?)が楽しみ。Fighterの方はネオアコをローファイに崩した感じ。こっちは嫌いじゃないかな、って程度。

1999.07.26

MATHLETE The Household Frequencies ojet 7"
oiet003

wolfieのメンバーによる別バンド。テープでしか出して無かった(←入手出きず…泣)んだけどメデタクepとして発売! Voが同じって事もあるけど路線的にはwolfieとあまり変りません。こっちの方が打ち込み多く使ってて、エフェクトかけてますけど。なんで、wolfie好きならこっちも好きなハズ。象6周辺聴いてる人もオススメ。

1999.07.29

MAURICE DEEBANK Inner Thought Zone cherry red CD
cdmred61

初期feltのギタリストだったmauriceによるインスト集。バンド全盛期の中心的人物だけあって、あの泣き泣きのメロディーはそのまま。で、ちょっとだけルーズな感じかな。透明感があるのに混沌としてる、っていう雰囲気がたまらなく好きです。ギターの音も最高! 彼が脱退した中期以降、バンドがエレポ寄りになったのも何となく分かる気がします。

2000.06.27

MEAN RED SPIDERS Starsandsons teenage usa CD
teen3019-2

カナダの5人組バンド。rocketshipなメロディーにlaura watlingが歌ってるような雰囲気が最高です!マイブラフォロワー系のバンドでも相当上位に食い込むのでは。shoegazerとsoft rockが上手く溶け込んでて、今まで居なかったタイプだと思います。甘ったるいノイジーな佇まいがたまりません。

2000.12.04

MEXICO70 The Dust Has Come To Stay cherry red CD
tfck88834

1st。Voのmick bundはfeltのBで有名だけど、実は、primal screamとかweather prophetsのサポートメンバーとして演奏してたりもします。決して派手さは無いけど、la'sやfrank and waltesの1stの様なクラシックな名盤。「what's in your mind」なんて、loftの「why does the rain」級の名曲だし。felt以降ではdenimも含めて最高傑作じゃないかなぁ。

2000.08.21

MOJAVE 3 Some Kinda Angel 4ad 7"
ad8016

よーやく購入!slowdiveのメンバーが新しく始めたバンドらしいです。最初聴いた時は、少々拍子抜けした(slowdiveな音を期待してたんで…)けど、これはこれで良いですね。フォーク調でneil youngとかnick drakeと被って聴こえちゃいましたよー。もう片割れのinner sleeveとは音楽的には反対に進んでるのかなぁ。まぁ、どっちも頑張って欲しいです。

1999.09.10

MOJAVE 3 Excuses For Travellers 4ad CD
rccy1092

もう完全にslowdiveの頃の面影は無くなっちゃいましたね。前作よりも更に音数が少なくなって、極めてシンプルな楽曲群。耽美的でとっても儚くって、雨の降る夜にすごくはまる感じ。これ聴いてると、なんだかacid folkが妙に聴きたくなってきます。でもtim buckleyなんかと一緒に聞いても妙にしっくりきちゃうから不思議です。

2000.06.14

MOGWAI Fear Satan Remixes chemikal underground 12"
eyeuk032

mogwaiって、正規盤より何故かremix盤の方が好きなんですよね。まぁ、remix陣が豪華って言うのもあるかも知れないけど。中でも一番好きなのはやっぱりこれ。A面マイブラ編はprimalの「if they move〜」に匹敵する完成度で文句無しです。b面の2曲もカッコイイし。liveもこんな感じを想像してたんだけど思ったよりロックしてました。

1999.12.03

MONOGRAPH Lorelei shinkansen CD
shinkansen21cd

シングル聴いた時はもっと暗いかなー、って思ってたんだけど予想よりはポップな仕上がりな1stフル・アルバム。モチロンsarah的な音は継承してるけど、「bandwagonesque」の頃のteenageに、smiths、microdisny周辺が合わさってネオ・アコ化したような!?イメージ。ポップなんだけど憂いさを含んでる、って雰囲気がとっても好き。

1999.12.15

MOTION PICTURE For A Distant Movie Star wordsmusic CD
vm03

2nd。基本的に1stとほとんど変らない気がするけど、こっちの方が好きです。sarah好きにはオススメ。淡々と歌うVo、メランコリックなメロディーなんてsarahそのまんまって気も。ただ、あまりにもまんまなんで、少し今のバンドらしさも欲しいかなぁ。かなりリリース・ペース早いです、3rdも直ぐに出る予感。

1999.07.27

MOTORHOME Man Of The Future motorhome CD
mh001

オレンジ・ケーク・ミックスとのsplit(←最高です!)からアルバム期待してました。前シングルでは、マイブラのカバーまでやってくれるし。で、肝心のアルバムなんだけど、期待通りの出来です。浮遊感漂うピコピコ系の打ち込みがあたっかいんだけど、何故か胸が締めつけられる感じ。そんでお得意の泣きメロ、感動的です。凄く自由度の高い作品だと思います。

1999.07.11

NEWCOLOURS Be Serious funfactory! CD
fun!03908

ドイツ産ネオアコでは最高峰のバンドでしょう。いろんなバンドの影響が見え隠れする割にオリジナリティーを損なって無い、て感じで絶妙な存在かも。ある意味ドイツ特有ですよね。やっぱり「call on me」は何度聴いても最高!ホント青春してます。LPは良く見るけどCDは相変わらず。もう一枚もCDで欲しいのですが…。

2001.07.03

NO FLAGS ETC. Wonderful NFE 12"

nfe1.12

表題曲自体も全盛期のuglymanレーベルと比べても全く遜色ない名曲なのですが、最高なのは、やはりB面1曲目。切な過ぎるギターメロと可愛過ぎる女の子ヴォーカル。ネオアコ系では僕の中で確実に上位一桁台。この手のレコードを手にする度に、レコード買ってて良かったなぁと思えるし、世の中にはどれ位自分が知らない名曲があるのかと、頭がクラクラしたり。こんな出会いを求めていっつもレコード屋巡ってるのかも。

2002.07.31

NOVAK S/T kitty kitty LP
chosy016

いろんな所でstereolabとか、mercury revを思わせる部分があったりするんだけど、独自性は高いと思う。女子Voの宅録サイケポップ。スペイシーで適度に浮遊感があって聴いてて気持ち良いです。ありそうで、無かった音って言うか。涼しげで、この時期にはちょうど良いかも。

1999.08.15