デビューした頃からポスト・ベルセバ的な扱いを受けていましたが、ますますベルセバ色が濃くなったような感じです。2色刷好きとしては、ジャケだけでep買ってしまいます。…初期の作品は壁に飾ってる位(ジャケが)大好き!本作はジャケはイマイチですが、内容は今までより大人になっていて地味だけどいつまでも聴いていたい作品。初めてベルセバに出会った時の感覚を、現在の本家よりも感じさせてくれるバンド。
本国英国では、ポストflaming lips、mercury rev的扱いを受けてるらしいです。実際同じエンジニアを起用してるとか。…それは別にして良いですね。spacemen3系統な部分も見え隠れするけど、少しフォーク寄りでしっとり系。上記のバンドよりも、bell&sebastianやben&jasonに近い空気を持ってるような。
買ったのはもう、だいぶ前。最近しりましたが、このVoって、autocollantsのlauraらしいです。レコーディング時期が被ってるけど、どっちがメインでしょうか? それにしても不思議な雰囲気。シンプルなギターの語り弾きで、聴いていて気持ち良くなる音です。それにしても、lauraのVoは良いですね。
最近出たクッキーシーンを読んでて知りました。このVoって、black tambourineの人らしいです。先に知ったのがこちらだけど、気付きませんでした。フラットでさわやかな音だけど、憂いっぽさも秘めてる感じ。だけどblack tambouineとの共通点がほとんど見当たらない…正反対じゃない? 両方好きですが。
frank and waltersやbrianなどを擁するレーベルなので、このバンドは目立たなくて損してるような気もします。音も派手では無いですが、女性Vo主体の切な系のアコースティック。bell and sebastianあたりに近い感覚でしょうか。男性Voが同じに聴こえることも…。90年代では数少ないネオアコバンドの1つだと思います。
cathal coughlanって全くしりませんが、eyeless in gazaを思わせるアカペラ風でまずまず…。east villageは、マンチェ・チックな(?)、silver trainよりも、収録曲のような泣きのメロディーがバンドの本来の姿だと思います。ヘナヘナ声系のネオ・アコ好きにはたまりません。アルバムもそうだけどジャケも大好きなバンド。
shelflifeのコンピ盤を聴いて知りました。その時と印象はあまり変わっていません。だんだんキャッチャーさが薄れてダウナーになってる気が。そういう意味では、dalraレーベの作品だと思います。次回も楽しみ。たまにはpopな曲も書いて欲しいですね。
極論を言えばpearlの12"だけあれば良い気もします。これは彼らの2枚組ベスト盤。完全に曲単位のバンドなので、2枚のオリジナルアルバムよりもお勧めです。このCDでほとんどのepもカバーできます。slowdive同様、打ち込みに傾倒した末期は正直どうかな?って感じもありましたが、rideと違って解散後の個々の活動は期待大です。毎年冬になるとシューゲイザーが聴きたくなりますね。
friendsもそうだけど、内容は変わり映えしないのに1stアルバムばかりが評価されるのはジャケが良いからでしょう。chelseaのアルバムはどれも好きですが、後期の少しfeltライクな雰囲気が強い作品の方が良く聴いています。ジャケだといかにもなこのシングルが一番好き。ちゃっかりgo betweensのカバーがあったりします。表題曲はアルバムとは少しver違い。キラキラ系です。
「ネオアコ」ってジャンルを意識したのは20歳くらいで、大学4年の時に発行されたギターポップ・ジャンボリーの存在は大きかったです。今ではそこに載ってる多くの作品が再発されていますが、当時は廃盤ばかりで後追いの者としては非常に勉強になりました。掲載されている100選で、最後に手に入れたのが本作。Danny WilsonとかBibleが好きな人にはお勧めです。良い曲を書くと思うけど、どの作品もジャケが…。
velvet crushのリックとポールが以前に活動していたバンド。これは既発12"のカップリング盤。とにかくキラキラ度全開で、とってもポップ。「音楽が好き!」って感じが良く伝わってきます。ギター・ポップと言われて真っ先に思い浮かぶバンドかも。リック・メンク絡みはこの時代が一番好きです。…もちろんspringfieldsも大好きだけど。
スウェーデン・モノって、聴かず嫌いな時期があったけど、cinnamonはなぜかすんなり入れた記憶があります。曲にひねりが無い分、素直に聞こえたのかも。アコースティック調の女性Voは大好きだけど、その中でも透明度が高いし。最新作はのめり込めなかったけど…。
過去の音源+新曲数曲による編集盤。今までリリースした音源はこれ1枚ですべて網羅してます。楽曲はそれ程バラエティーに富んでいる訳では無いけれど、全編を通じて暖かくて夢見心地でホッとする感じ。ジャケもそうだけど、クリスマスっぽい雰囲気もあって、ほどよく弛緩した感じが良いですね。
この間、初めてLIVEを観ました。以外だったのは、男女混合Voだと思ってたのが女性Voのみだった事。LPとは違って声が良く通ってるなと思いました。今年観た中ではmercury revの次に良かったかな。基本はうち込み主体のサイケ・ポップ。音に透明感があってとてもきれいです。lou reedの「satellite of love」のカバーも良い感じ。
これ3rdだとしりませんでした。つい最近まで1stだと思ってました。girlfreiendoとイメージが重なります。こちらの方がジャンプ力が無いというか、pop度が低いです。パンクな雄叫び系から日本語の詩の朗読?まであって、良く分からないバンドです。LPにはおまけ7"付き。
birde以前にDebseyがやっていたバンド。楽曲はあくまでdolly'sの延長線上。カスタネットやサックスとか入っていて、全体的にジャジーなサウンドを目指した感じ。実際、ebtgやweekendのような雰囲気の曲もあります。今のメロウな感じも大好きですが、この頃はかなり弾けてます、元気一杯。それにしても声が若いですね。
初期parasolは一時期集めていましたが、忘れた頃に見つかるから困ったモノです。彼らは今でもバンド名を変えて元気にやってます。この頃は同レーベルでは珍しいC86チックというかアノラックっぽい音でした。ちょうどtalular goshをスローテンポにするとこんな感じの音かも。hevenly似ってことですね。
まず、クレヨンズってバンド名が大好き! ジャケもクレヨン書き(風)です。詳しい事は分からないけど英国のバンドなのかな? クレジットから想像するに過去の音源集っぽいです。両A面仕様で、割とさわやかでキラキラ疾走系のギター・ポップ。hang upsとかorange peelsを連想させるような感じ。
これは最新シングル? chapterhouseとslowdive絡みのバンドで、打ち込み系だと聞いていたので高速ブレイクビーツを想像してました…。タイトル曲は割とsaint etienne調の打ち込みpopです。ただ2曲目は、ブレイクビーツしてるし。これしか聴いた事ないから分からないけど。マンチェ崩れな気も。
80年代の中庸なポップスって過小評価されてますよね。レコ屋では何であんなに安いのでしょうか。買う方としてはいつも複雑な気分。bible、china crisisとか、danny willsonと並んでこのdeacon blueもそんなバンドの1つです。アコースティックを基調とした流暢なメロディーに、女性コーラスが絡むこの手の曲はやはり大好きすよ。「loaded」は今聴いても素直に良いです。
ニュージーランドのバンド。透明感のある雰囲気はEBTGと一緒ですが、より憂いを帯びた感じがたまりません。つたないけど高級感がある、ってバランス感覚が絶妙。メンバー全員女性の珍しいグループ。声質が中性的なので独特な感じです。レーベルもそうだけど、世間的には無視されてるので、市場価格はかなり安め。どこかで見つけら拾ってあげて下さい。
felt解散後にリーダーのローレンスが新たに作ったバンド。felt時代とはがらりと変わってとにかくキャッチャーなエレ・ポップ。あえて繊細さを排除してるような気も…。ヘボイ打ち込みだけど、かっこいいです。雰囲気は全く違うけどローレンスのうたって、あたたかいです。どちらも支持します。
A面のみの変ったLP。ジャケも表のみ。最初はプレスミスかと思いました。いつ頃の作品かよく分かりません。orange cake mixにも似た打ち込みポップで、優しい音。気持ちよくて、癒されるような感じ。80年代のネオ・アコ要素と現代的な宅録感覚のバランスが絶妙。
路線はweekendの時と一緒で、ジャズ~ボサを取り込んだフォーキーな仕上がり。和み系の聴いてて気持ち良くなるタイプで、レコード聴きながら、気がつくとウトウトしてました。今はCDを聴きながら寝るようにしてます。なぜかnew orderのカバーをしているのも興味深いです。 本家のyoung marble giantsよりも大好き!
一曲目を聴いた時は、teenageをダメにしたb級バンドの印象でしたが、曲が進むにつれてその印象も一変。smiths、pulp、travis辺りを合せた感じ(←分かりづらい例えですね)。でもパワー・ポップ? エモっぽくもあるかな。 しかもparasolからなのが驚き。Voにクセがあるので好みははっきり分かれそう。
ガール・ポップの理想型というか、「インディー・ポップ」の定義その物という感じ。ある意味、創始者だと思います。題名そのままだけど、自分たちで録溜した楽曲を順番にまとめたもの。今から20年も前にこんなにポップな音楽が存在していた事が素直に凄いなあと。夢見心地なメロディーで幸せ気分。全27曲収録。
blueboyと並んでsarahとしては、数少ない現役組。アルバムのリリースもひっそりとだけど、コンスタントに出しています。今はカナダのmergeからリリースしていたり。N.Y.の青年の一人ユニットですが、何も情報無ければ完全に英国産だと思い込んでしまう音。小さくまとまった隙間だらけの音がとても心地良かったりします。ピュアって言葉がピッタリですね。
ようやくbirdieの2ndが店頭に並びだしました。今回は日本先行発売で、LP待ちのなのでまだ聴いていません。今は昔のシングル引っぱり出したり、前身であるこのeast villageやdolly mixtureを聴いて我慢してます。これは両面を通じて一番好きな曲ですが、楽曲はもちろん、いかにも「ネオアコ」って感じのジャケがたまりません。レコード屋で初めて見つけた時に嬉しくなって即レジしたのを今でも覚えてます。
シングル編集盤。彼らの主要曲を全て網羅していると言い切れる名盤。ひたすらかき鳴らされるギターに涙。オリジナルアルバムよりも確実に重要。いつも通っていたレコード屋でこのCDをさりげなく面出ししていたのですが、売れるまで1年もかかった悲しい思い出があります。1曲選ぶとシークレットトラックで入っている「back between places」でしょうか。
詳細は謎だけど、チェコのバンドらしいです。オリジナルは92年で、これは再発盤。音がとにかくマイブラです。もう、似てるとかいう次元じゃなくってそのまま。「isn't anyting」が70%、残りが「loveless」って感じ。雰囲気じゃなくって、音がそっくり。この手の音が好きな人は押さえて損は無いと思います。限定500枚なのでお早めに!
コンピに参加したのを除くと事実上の1stシングル。スウェーデンのバンドでgentle tuesdayの拙さを除いたような印象。レーベルもlucksmiths、lovejoyとか、最近だとfairwaysをリリースしたり大注目です。このバンドも収録曲、全4曲ともほのぼのとした感じが魅力的。スウェディッシュ・ポップが好きなら取りあえずOKだと思います。
このバンドもrocketship絡みだって聞きましたが、知ってる人教えて下さい。7"一枚しか出して無いけど、これが出た頃はポストマイブラ代表格でall natural lemon&lime flavorsとよく比較されていました。好き嫌いは別として、似てるのはこちらでしょう。isn't anythingの頃にそっくりです。まぁ、アルバム待ちで。
bridesheadの別ユニット。こちらはドイツ語で歌っています。正直、ジャケがあまり、…だったので、期待してなかったですが、聴いてみてビックリ!bridesheadよりも好きかも。テンポ良いし、キラキラ度高めです。青春度1000%って感じ。パッパラッパ系の曲もあるし、ちょっと泣きが入る辺りはたまりません。
sarahといえば、漂白された様なピュアなイメージが強いですが、このバンドは少し異色。某コンピで初めてair(LPには未収)を聴いた時も、この曲だけ浮いてるなあと感じました。…曲は大好きですが。打ち込みを大胆に使ったり、曲によってはジャズっぽかったり。アルバムを通じて、バンドとしての奥の深さが良く分かります。
裏ジャケに記載されている「FOR BRIAN WILSON」がすべてを語っているかも知しれません。border boys、boy hairdressersらと並んでブライアン・ウィルソン・チルドレンの代表格。大量のデッドストックのおかげ前述の2バンドに比べて随分安くなりました。音楽に対する愛情が素直に感じられる名曲。
skyparkは本当に大好きでした。でもリリースした時は既に解散。リーダーのbrent曰く「今はfairwaysってバンドでレコーディング中。」…であれから早1年。やっと待望のepリリース!そよ風のようなさわやかサウンドはやはり健在。女性コーラスが抜けたから心配してたけど、変わらず良いですね。USインディーだと一番楽しみなバンドかも。
名前の通り兄弟が在籍するバンド。メインで活躍してるのはどうやら片割れだけらしい…でもバンド名は、faith brothers(信頼の兄弟)。裏ジャケにも載っているけど、かなりの大所帯のようです。ホーンやピアノが絡むスケール感のある楽曲に、後期のpale fountainsを思わせる力強いヴォーカルがかなり熱いです。
3rd。これは1番欲しかったLP。再発盤のCDはもちろん持ってるけど、あれだとなぜか省略されてる曲が。「Crucifix Heaven」、とてもカッコイイのに…どうしてでしょうか? mauriceのギターが冴え渡ってます。john leckieのプロデュース作品ではrosesの1stと並んで双璧。墓場に持っていきたい一枚。
4作目。これを最後にgのモーリスが脱退。そういう意味も含めて前期feltを締めくくる作品と言えるかも。とにかく繊細な仕上がりで胸が締めつけられる感じ。透明感のあるギター・サウンドに、どこか懐かしい感じのするオルガン、そしてローレンスのうた。感動的なアルバム。A面最後の「primitive painters」は永遠の名曲。
シングル集。これはクアトロからの国内盤。もしかするとsarahの中で一番好きなバンドかも。あまり7"を集めたりしないので、B面の方は知らない曲が多いです。とりあえず通しで聴ける便利な一枚。泣きって言葉がとても似合うバンドですよね。後継のバンドもみんな好き。
このバンドは、再発するまでは存在すら知りませんでした。欲しかったレア盤が再発するのとはまた違う嬉しさがあります。カナダ出身のネオ・アコバンドで英国産のバンドとは微妙に違う感じ。カントリーとかトラッドの要素を感じさせる曲が多くて、それが妙に新鮮でした。
元feltのメンバー3人(ローレンス除く)が作ったバンド。現primalのマーティン・ダフィーもちゃんと参加。feltでいうとcreation時代に近い感じ。思ったよりもキーボード全開じゃなくて落ち着いていますね。ploneとjapancakesを合わせたような、ちょっと懐かしくてあたたかいインスト集。「train above the city」よりも良いかも。
この季節にピッタリな哀愁漂う3ピースバンド。女性Vo。泣きメロ全開です。バンド名からfolksongsなので、基本はfolk調。それに、stereolab、slowdiveのような部分も見え隠れして、ドリーミーでアンビエント。シンセなどエフェクトの掛け具合も適度で好感が持てます。
本作が一番人気があるのは、やはりこのジャケットですよね。2nd派ですが、「これでもか!」とラッパが鳴りまくれば「参りました。」としかいえません。正直、どの作品でも彼ららしさは出ていると思うし、悪く言うと変り映えしません。は良心が伝わるだけで十分です。
詳細はほとんど謎です。bibleのメンバーが参加しているらしいです。イメージ的には彼らのAOR色(?)を薄くして繊細にした感じです。ヴォーカルが女性なので雰囲気は全く違いますが、この手の透き通った声は大好きです。意外とswan diveなどが好きな人にハマるかもしれません。癒し系です。