plastic pancake | プラスティックパンケーキ


plastic pancake records | プラスティックパンケーキレコード

仏のインディーズレーベル。地味だけど、独自の世界観を持ったバンドばかり。今のところレーベルのHPは存在しないし、雑誌等のメディアに露出する事がほとんど無いので知名度こそ今一つですが非常に面白いレーベルです。リリースしてる音源がすべて7"と言うのも気になる所。アルバムどうするのでしょう!?
plasticpancake001-REFRY / Cherry Cherie 7"
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英米とはやっぱり違う、仏独特の雰囲気を持つバンド。基本的にはチープなサウンドなのですが、どことなく懐かしくて暖かいサウンドがたまりません。男女混合ヴォーカルの掛け合いも、このバンドの絶妙な雰囲気を作る重要な要素になってる感じ。記念すべきレーベル第一弾。97年リリース。

plasticpancake002-SLEEK / La Veille 7"
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静かな語り弾きから始まり、各パートが加わって最後は大盛り上がり…という極めてありがちな曲ではあるんだけど、単純に良い曲は、良いとしか言い様がありません。演奏は拙いんだけど、全編を通じて憂いを含んだこの感じ、とにかく大好きです。

plasticpancake003-VERDURIN / Sur La Moquette 7"
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このレーベルにしては珍しい比較的明るい雰囲気を持つバンドです。舌ったらずなボーカルにフルートが絡んだ、ほのぼのとした感じがもう最高。ちょっぴり小洒落た感じはかにもフランスと言った所。ここまでのリリースは全てカラービニール。だからと言う訳じゃないけど、それ以降と比べると微妙に違う世界観がある様な気がします。

plasticpancake004-RIVER / The Hairdresser 7"
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新作をshelflifeからもリリースしたりと、レーベル内ではかなり知名度があるのでは。これは98年の作品。タイトル曲のA面は中途半端な感じが否めないのですが、B面の打ち込みを多用して、ヘボさを前面に押し出した感じはなかなかの佳曲だと思います。

plasticpancake005-REFRY / This Is How I Decayed 7"
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2nd。ほとんどが男性主体のヴォーカル。ストリングスを使った曲もあるし、可愛いらしい感じだった前作とはガラリと変って、哀愁漂う感じの曲ばかり。何も知らないで聴いたら違うバンドだと思っちゃいそうです。前回のあの雰囲気が大好きだっただけに、ちょっと残念ですが、曲自体は相変らず良いんじゃないでしょうか。

plasticpancake006-MARINE TIME KEEPERS / When Will You Release 7"
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アコースティックでキラキラしたギターが魅力的なバンド。sarahレーベルの雰囲気に近い感じもします。泣き泣きのメロディーもそうだし、非常に地味なんだけど、心温まる曲ばかり。インストの浮遊感のある曲も秀逸。

plasticpancake007-MARINE TIME KEEPERS / Soon Comes A Tear 7"
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地味な感じは相変らずですが、スケール感が大きくなったと言うか、ゆっくり時間が流れる感じ。あったかい雰囲気なんかは、このレーベルの特長だと思うけど、このバンドは特にそういう感じが強いと思います。レーベル内では一般受けし易いバンドなんじゃないかな。

plasticpancake008-LES POISSONS SOLUBLES / Here Comes The Summer 7"
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素朴で非常に地味なのですが、この暖かさは一貫したレーベルの特長と言っても良いんじゃないかな。歌っていると言うよりは、もうほとんど囁きにしか聞こえないVoと、極めてシンプルな楽曲。nick drakeとかben wattに通じる世界観があるかも。

plasticpancake009-RIVER / Spiderman 7"
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不思議な魅力を持つバンドですよね。オモチャ箱をひっくり返したような楽しげなポップ・ミュージックではあるんだけど、良くありがちな60年代をルーツにしてる曲とは微妙に違う雰囲気。懐かしさと新しさが同居したような変な感じ。

plasticpancake010-PICTURE CENTER / Hope & Dead 7"
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hopeとdeadって言う2曲構成の7"。タイトル自体は正反対でも、雰囲気は変らないです。聴いた瞬間にgalaxie500を連想してしまいました。まったりとしたあの独特の感覚を持っているバンドではないでしょうか。やっぱり地味ではあるんだけど、「これしか無い!」って雰囲気が伝わってくるのが非常に好感触。こういうバンドは末永くやって欲しいです。

plasticpancake011-PICTURE CENTER / Useless 7"
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ちょっと明るくなったかな、って感じはするけどこの独特の雰囲気は相変らず。多少シンプルになって曲本意になった感じでしょうか。既にバンドとしてのスタイルが確立されてる気さえします。取りあえずアルバム聴いてみたい、って言うのが率直な感想。

plasticpancake012-ELECTROPHONVINTAGE / I Don't Want To Say 7"
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ジャケ大好き。ジャケだけで買って、気付いたらこのレーベル。内容は悪くはないんだけど、レーベル初期のバンド様なインパクトは残念ながらありません。弛緩した感じは嫌いではないんですが…。

plasticpancake013-TIM CHAPLIN / Here Comes Down / 7"
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恐らくソロ・ユニットだと思います。どことなくkleenex girl wonder辺りに通じるアホっぽさを持ってて、不思議な効果音が入ってたりと、イマイチ本質が分からない感じ。