Review | レビュー05


Dolly Mixture / The Fireside E.P.

dolly mixture

Remenber ThisやEverything and Moreに代表されるようなキュート・ポップとは対を成す作品。このバンドの魅力の1つとして、可愛らしいコーラス・ワークがあると思うのですが大半がインストの本EPを聴くと、改めて楽曲構成の良さを実感します。彼女達名義では恐らく最後のリリースとなった作品で、ドリーミィーな感じは共通なのですが卒業式のお別れ的な切ない感じ。沈んだ気分の時に無性に聴きたくなる事があります。

20030523

Percy Pavilion / The Cricket E.P.
percy pavilion

ジャケットに思いっきり書いてあるのでバレバレですが、C.SensibleとDolly'sによる変名ユニット。もちろんプロデュースはCaptainです。83年という彼女達の全盛期によるリリースで、オルガンやシンセサイザー等を使った遊び心溢れるキャッチャーなソフトロック的作品。思わず聴いてる人を笑顔にさせてしまうようなメロディーと無敵のコーラスワーク。彼女達の作品は理屈抜きで全肯定です。インディーポップの理想です。

20030513

Impossibles / ...The Drum
impossibles

3枚のepはどれも良いですね。僕はリリース順で1stから春、冬、初夏ってイメージ。それで今の時期的にはこれな訳です。Slapp Happyのカバーであるタイトル曲は、Andrew Weatherall絡みの12"verの方が好き。少し曲が長くてダラける所もありますが後半のナナナーコーラスが好きです。B面ではシューゲイザーっぽい曲があったり、時代性を感じずにはいられませんが、今聴いても素は良い曲ですよね。

20030509

Friendly Fires / Arkansas
friendly fires

英国人に「Field Miceの前のバンド探してるんだけど持ってる?」って問い合わせを受けて、前から欲しいなと思ってたんですが、それがこのバンドだと知ったのはつい最近の事。結構前から持ってたけど久しぶりにちゃんと聴いてみたら確かに音が似てるんですね。クレジット無いので誰が被ってるのかとか詳細は分かりませんが。時代なのかもしれませんが少しポスト・ロックっぽいです。Sarah近辺は間違いなく日本が一番安いですがこれも例外に漏れず。

20030505

Reverbs / Happy Forest
reverbs

これよりも前の音源は持ってませんが、Ric Menckが実質的に主導権を握ったバンドとしては極初期に当たるのはないでしょうか。 ポップスの良心的なサウンドは後のSpringfieldsやChoo Choo Trainと変わりませんが、キラキラした感じは稀薄でフォークロック色が少し強い感じです。甘酸っぱい青春ソングは相変わらずですね。初期Primal ScreamとNick Heywardを合わせた感じ。

20030430

Paris Sisters / Sing Their Favorite
paris sisters

つい最近、Priscilla Parisの作品を聴かせてもらう機会があって再評価ってことで。儚い囁き系のハーモニーで、カテゴリー的にはガールポップでもソフトロックでも何でも別に良いんですけど(本当はどっちでも無いと思う)、この手の音はやはりウットリしちゃいます。昔は商業音楽ってイメージが嫌いだったんですが、60年代初期の楽しい雰囲気、今は素直に好きです。

20030425

Four King Cousins / Introducing...
four king cousins

このジャンルの中では相当好きなバンド。ジャケット見て惹かれた人なら無条件でOKみたいな、そんな音です。いつかはLPを手にして飾りたいもんです。ソフトロックってジャンルは気本的にはシングル至上主義で、1,2曲素晴らしいけど他は…って作品が多いと思いますが、これは全編良いと思います。 カバー曲の選曲の良さも抜群で、やはりラストを飾る"I Fell"大好きです。何度聴いても切ないですね。

20030419

Septembers / Something Better
septembers

ジャケットはイマイチだし今となっては何故買ったのか覚えてません。レーベル名がペンギンレコードだったからかも。ふと思い浮かんだメロディーが、誰だったか思い出せない、ってこと有りませんか?ちょっと前にちょうど彼らのタイトル曲が頭の中で流れてました。ペンギンだと思ってPのところずっと探しちゃいました。てっきり行方不明だと思ってたのに…。バンド名とは違って、程よくキラキラしてて春が似合うと思います。爽やかポップ。

20030413

Naffi / D'ya Hear Me!
naffi

基本はエレポップ。かなりチープな打ち込みをバックにこれまた拙い女性ヴォーカル。これだけだと凄くダメな感じですが、微妙にボッサっぽい感じが後のBrenda and Beach Ballsを彷彿させます。B面はちょっと僕には辛いですが、良い意味で拙い感じと、シンプル極まりない感じがCherryredのJane辺りに通じるモノがありますよね。80年代初期特有な雰囲気も。この手の音ばかりだと少し気分が滅入りますが、たまに聴きたくなります。

20030408

Louis Philippe / You Mary You
louis philippe

3rdシングル。僕はこの曲が1番好き。日本企画の1stアルバムの1曲目にこの曲が収録されています。それまで実はあんまり好きでは無かったのですが、この曲でかなり評価が変わりました。実際、駄盤も有りますよね。Ivory Towerよりもアレンジが華やかでいてポップ。アルバム未収のB面もなかなかの佳曲。これに女性コーラスが入れば完璧です。 ネオアコと言うよりはソフトロックですかね。

20030404