Review | ネオアコ、ギターポップ レビュー13



Ink / Ever Now

ink

Drita嬢(ex:Berntholer)によるニューバンド!出るとは聞いていましたが、違うバンドだとは思わなくて完全にノーマーク。10年の歳月で少し大人の声になってますが、変わらない独特の抑揚の付け方に、贅肉を削ぎ落としたシンプルなメロディ。ネオアコでは無いので同じ世界を期待する人にはガッカリかも。ふと気が付くと家でいつも掛けてしまう作品。Galaxie500のような静かな込み上げ系が好きな人に。

20040310

Berntholer / MY Suitor

berntholer

代表作である2ndシングル。Blanco Y Negroからの7"。本当は後から出た12"の方が、曲も多くてお勧めです。微妙にジャケも違います(彼女の向きが反対)。さらにオリジナルのベルギー盤も違うジャケで有り。アンニュイって言葉がピッタリのつぶやくようなヴォーカルに、淡々としたピアノ、美しいストリングス。特にサビで盛り上がる訳でも無くしんみりと終わってしまう曲ですが、この独特の雰囲気が大好きです。

20040309

Nine Steps To Ugly / Eddie Lopez Lives in Slough

nine steps to ugly

女の子ギターポップって括りではTop5。シンプルなメロディに伸びやかで可愛らしいヴォーカル。パパパコーラスでこれだけ切ない曲なんて他に無いですよね。1曲目のタイトル曲はJeremiahsの収録でも有名なFinal Teazeというコンピでも聴く事ができます。Sea UrchinsのメロディにHeavenlyヴォーカルみたいな2曲目も素晴らしいです。モロに手作りなジャケットもそうだけど、この時代の感覚がやっぱり自分には一番シックリします。

20040305

A Thousand Miles of Sunshine / Jimmy Highlife

a thousand miles of sunshine

There O'Clockのような甘酸っぱいハーモニーとキラキラ感を持ったバンド。時折フリッパーズに聴こえる事がありますが、賛否両論、起こりそうなので自粛。ちょっとトロピカルな要素もあって面白いです。基本が甘酸っぱい男ヴォーカルに女性コーラス、サビで女性ヴォーカルに替わる辺りが弱いです。いまだに情報が無くて何もわかりません。レミントンスパ候補バンドらしいので、そちらに期待しています。

20040303

Sirima / A Part of Me

sirima

純粋に音だけで評価したいですが、やはり心のどこかで感傷的になってしまいます。特にアルバムのタイトル曲、詩がヤバくて。こんなの聴かせられたら、どうしたら良いんでしょう。欧州では日本の10倍はする作品。日本でプレミアが付く必要は無いけれど、もう少し多くの人に知られても良いハズ。ちょっと前に出た某バンドのカバー作品も何かのキッカケになってくれれば。April ShowersやBerntholerにも負けない淡くて切ないサウンド。

20040228

Artisans / Jazz Serenade

artisans

Rocketshipの代表曲"Your New Boyfriend"の収録でも有名なSlumberlandのコンピにも佳作を残してるバンドの単独作品。分かる範囲で他にもう1枚有ります。Hevenly似の伸びやかな女の子ヴォーカル。切なくもちょっと性急感のあるメロディ。サビで使用のチェロが良いアクセントになっていて、一度聴いただけで耳から離れない感じ。90年代組ながら完全なネオアコです。Sarah好きなら損はしないと思います。

A1. Jazz Serenade
20040224

Slowdive / Beach Song

slowdive

Creationにおいて3枚のアルバムを残した彼らのSundayレコードからの初期音源。Chapterhouseと違って、どの時代もそれなりの良さがあるバンドですが、初期が一番って言う人はこの作品があるからだと思います。アルバムとしては後期の方が好き。フレキシなので音はイマイチですが、この段階で彼らの音が確立されているのも興味深いです。あまり見つかりませんが、安いのでシューゲイザー好きは気長に探してみてください。

20040220

My Bloody Valentine / Sunny Sundae Smile

my bloody valentine

Lovelessは人生で一番聴いた作品。CDで音飛びして買い換えたの初めてだったし。音源は今では容易に手に入るけど、世間で言うところのレア盤を意識した初めてのバンド。Creation時代は聴かなくても頭の中で鳴っているので、ここ何年かはlazy時代しか聴いていません。シューゲイザーは気が付くとフォロアーばかり。ネオアコとしは本作が最高傑作で個人的にはB1-2の流れが好きです。Kevinがサントラで始動しましたが、もう何も望まないです…。

20040214

Little Mary Mixup / Sway

little mary mixup

フィンランド産女性4人グループ(後から男性2人が加入)による90年リリースの1st。もちろんあのカバーが聴きたくて探してました。今年になってようやく入手できました。他の曲も思ったよりは良かったですが、地域柄のアコースティック・ポップスを意識すると、面食らうかもしれないメランコリックでパワーポップ的なサウンド。素は良いと思います。何でも許してしまえるようなジャケットも素敵ですよね。

20040210

Larks / Pain in the Neck

larks

この辺の音は、一人では聴かなりましたが、Fat + Franticよりはこちらの方がアホな分好きです。12"の方が収録曲が多いですが、編集盤に収録されている曲なので特にこだわる必要は無し。個人的にはその編集盤の頭を飾る、表彰式なA2とZepネタのMaggiemaggiemaggie..なB2の方をよく聴きます…コレを持つ意味が無いですね。単純に当時Zepを聴いてたこともあるのですが、高校生の頃を思い出すバンド。

20040206