ネオアコで世界一好きなLP。Ideaのコンピでトリを飾った"Denise From Doncaster"の別テイクはもちろん、全編あれと同等以上の素晴らしさ。初めて聴いた時は本気で固まりました。冒頭でネオアコと書いたけど、甘酸っぱい100%ソフトロック。最終曲の子供SEからサビでのハンドクラップが特に最高で、これを聴くといつも頭がグルグル回ります。これだけはレアだから欲しい、って人には譲る気になれなくて2枚目は知人にプレゼントしました。
情報が少なくて自信がないですが、おそらくGraham Fellows関連。Gordon The Moronと発表時期が近いものの、Grahamは直接制作には携わっていないようです。70年代末って時代もあると思いますが、コミック・パンクっぽくて、捻くれポップ。曲自体はJilted Johonに対する本人からの返答みたい。JulieはGrahamのガールフレンドのようです。元が役者なのもあるけど変名があり過ぎで、どこまで本人かイマイチ理解できません。ジャンルは違っても不思議と「らしさ」はあります。
Dylanとは関係がない方です。3枚のEPの中でも、彼らと言えば"Thank You"ばかりが取り上げられますが、本作もそれに劣らず、と思ってます(もう1枚は…)。キラメキ・ギターが胸を打つA面は優しいメロディにひたすら身を委ねたくなるような名曲。決してうまいとは言えないヴォーカルですがFrank And Waltersのようなひたむきな感じで、一度聴いたら忘れられないサウンド。比較されるけど、トラキャンのどのシングルよりも好きです。
デンマークの女性によるソロアルバム。生音と打ち込みが絶妙に融合したメロディーに、美しくて消え入りそうなヴォーカルが和みます。予備知識がなくても十分楽しめる作品ですが、Henrik Balling(ex: Gangway)がプロデュースしている曲があります。実際に彼がギターやピアノまで担当してたり。音はSweetmouthをややエレクトロニカ寄りにしたような。ライナーにさりげなく載っているGangwayのLPジャケに涙。しんみりと聴きたい作品。
オージー・ネオアコとしてEven as We Speakの次に好きなバンド。英国のそれと似ているようで違う雰囲気は、この土地柄でしょうか。シンプルな演奏ながら随所に使われるヴィブラフォンと、綺麗で伸びやかな女性ヴォーカルがマッチしていて、秋の夜長に落ち着いてよい感じ。本作が代表作として知られていますが、他も同等の完成度です。後期の方が少し明るい感じでネオアコ色は薄いけど、全部好きか、そうでないか、好みが別れるバンドでしょうね。
Markの来日公演を観て来ました。Rideに出会ってもう10年経ちます。思春期に聴いてたバンドで、思い入れあり過ぎ。当時はプレーヤーまだ持ってなかったけど、Screamadelicaと合わせて初めて買ったレコード。学生の頃これを爆音で聴きながらバスに乗ってたら、運転手に「うるさい、静かにしろ!」と怒鳴られたこととか、懐かしい思い出です。結構シンミリするかと思ったら、語り弾きのアットホームなライブで、感傷的な気分にならずに心暖まる素敵な時間でした。
1stからもう2年ですね。当時、出た時かなり興奮したけど、コレ、ヤバくないですか?インディーポップで久しぶりに心からよいと思える作品に出会ったような気がします。クラブ受けしそうな曲もありますが、全編を通してストリングスが効果的に使われていて、ゆったりとした感じ。ちょうどこれからの季節にピッタリ。今後、レコ屋や雑誌でも絶賛されていくと思うけど、ホントに最高です。同郷のベルセバなんて目じゃないし、自身の初期シングル群とも遜色がない名盤。
Firestation TowerからのリリースでもおなじみのSensation。その前身バンドとしても一部では有名なバンド。コアなネオアコ好きには有名な Metro Trinityのメンバーが組んだバンドです。サウンドはまったく違う両バンドですが、名前からも分かるように、Sensation寄り、というよりはそのままの音。悲しいことにMetro Trinityの100分の1位の値段で売っています。後期Gangwayとか好きな人ならOKだと思います。
リヴァプールの兄弟デュオ。もともとドリーミィーポップを聴かせる彼らですが、LP未収録であるB面"Summer'85"は、同じ兄弟(こちらは双子だけど)デュオであるFantastic Somethingにも負けないキラメキ・ソング。少しJimmy Jimmyっぽいヒット狙いな感じもありますが、幻想的なメロディでソフトロック好きにも十分アピールできる名曲。安レコでもよい物はあるのにね!という好例のようなバンド。
Postcardからの1stシングル。この曲の素晴らしさは素直に認めざるを得ないです。非難を承知で書くと、Smithsと比べれば、迷わずSmithsだし、ネオアコとしてもPale Fountains程の思い入れはないバンド。海外の相場をみても、日本だけ過剰に人気があるような気がします。B面もここでしか聴けないバージョンですが、これはまあまあ。早熟の人だけあって、1stにしてこのでき映えは恐ろしいですが。