これ以外の作品があるのかは分かりません。ジャケットのイメージに反して正統派ポップス。AB面とも緩くてしゃれた雰囲気。A面は終始力の抜けたトランペットに同じく緩いコーラスワーク。ちょっとだけトロピカル。B面はジャケットの雰囲気のような、パンク以降~ほんのりスカっぽい要素も。Friday Club程ではないですが、Two Toneをおしゃれにしたような。レーベルコンピに収録されていても違和感がないと思います。
Uglymanレーベルの中でも数少ない女性ヴォーカルモノ。その昔、No Flags Etc.の12"がまだ激レアだった時代は彼らの名前をよく引き合いに出していましたが、今となってはこちらの方がないかもしれません。同レーベルらしいギターカッティングに、B1の口笛コーラスとかメロディーはキャッチーですが、よくも悪くも垢抜けてない感じ。ある意味、華がないのが個性なのかもしれませんね。
Housemartinsに例えられる多くのバンドの中でも、似ていると度合いでは相当上位だと思います。ジャケットのダサさも含めて、Elmer Foot Beatのキャッチーなアホノリを合わせた感じでしょうか?ポップな中にも少しの泣きがある作品。未聴ですが、最近になって別作品を初めて知りました。まだ活動していたことが驚きですが。
事実上Newcoloursの3rdとも言えるソロでの最終作。当時、苦労して当CDを入手した直後の再発は「マジかよ…」とショックを隠せませんでしたが、ジャケが違うので両方手元に残すことにしました。いまだに2ndのオリジナルCDが入手できない現状を考えるとExcellentの仕事は主観的にみても素晴らしいと思います。バンド名義の2作品と比べればクオリティーとしてはやや見劣りこそしますが、単体で考えれば十分な名盤クラス。
84年作のオブスキュア物。レーベル一番なので、自主制作だと思います。男気のあるc86直球の性急感。それだけだと、聴かないのでしょうが、ちょっとだけしゃれっ気があって、とらえ方によってはDecoy Avenueに近い雰囲気も。手持ちのレコードはジャケ裏の曲名と、レコードのレーベル面に書かれている曲名が反対になっていてどちらが正しいのかよく分かりません。
レア物好きのコレクターの一部で有名なレコードですが、いくら探してもまったく情報がありません。80年代初期の録音だと思います。声が限りなくPaul Wellerにソックリで、知らない人に「JamとStyle Councilの間の幻のバンドだよ」って言ったら信じちゃうと思います。B-Teamとかその辺が好きな人なら間違いなくお勧めです。大枚を叩いてまで買うような作品ではないですが…
レコ屋とかで知られていない作品を紹介する際に、別の有名なアーティストを引き合いに出しますよね。Friday Clubと並んで引き合いに出されるとついつい手が出てしまうのが彼ら。今ではCDでも音源が聴けますが、引き合いにされるのを見る度に、そんなに有名か!?と思います…一時は激レアの部類でしたよね。やはりB面のしゃれた感じが好きで、夏の終わりに聴きたくなる曲です。
引越しをしてターンテーブルの設置をする気力が湧かなくて、しばらく放置してしまいました。何となくMonty関連が聴きたくなって、最初にかけたのがこれ。Graham Fellows同様、変名とか何枚出しているのか把握しきれません。Grahamと違うのは決して万人受けしないのと、作品としての統一感があるところ。後期のMonty名義聴いて気に入ったらDubiousでよいと思います。初期作はなかなか見かけませが、聴かずに買うのはお勧めできません。
ジャケットも含めて彼らの一番人気の12"。同バンドは各シングルに7"、12"仕様があってジャケットも違えば収録バージョンも違ったりしていて、熱心なファンは両方とも買わないといけません。これぞ商業ネオアコ(笑)。本作はJane SmithのUse Imaginationと同様、12"しか入ってない曲もあるものの、なかなかレアなのでとりあえず7"からでもよいと思います。B1のキラキラ感に感無量。
売れなかった商業ネオアコの代名詞のような存在。良し悪しは別にして当時の商業系の匂いはプンプンするわけですが、今聴いても十分よいと思えるのは、当時のヒット曲とは少しブレていたのでしょう。無理に内々に盛り上げて行く感じに抵抗がなければ十分楽しめると思います。このLPに限らず彼らの作品は、ジャケの程度が悪い状態の物しか見つかりません。