100枚目に1番大好きなLPを紹介したので200枚目は12"で。理想のしゃれ具合と緩さ加減で、ポップスという枠においてど真中の作品。ネオアコとか、もうジャンルを超越した究極系です。Tempest、Playing at Trains...等々、男性ヴォーカル主体でサビで女性コーラスが入る物が好きですが、今の所これ以上の作品には出会っていません。
発売されてから結構時間もたってますが、どこでも話題になってないので紹介しておきます。彼女の12"と言えばUglymanで最も入手困難なレコードの1つだと思います。本人が出したのか分かりませんが、未収録を含めた編集盤CDR。正直「まあまあ」なバンドのイメージであまり期待していませんでしたが、音質はともかく未収録曲がなかなか高水準。10曲目I Keep Talkingと言う曲がお気に入りで、2枚のシングルより良いと思います。
元祖おしゃれネオアコ。個人的には前身のGo!Serviceの方が普通に良いと思ってます。両バンドともに収録されたDreamworldのコンピにも収められたタイトル曲は説明するまでも無い定番ですね。コンピの録音が悪くていつかはオリジナルを…と思ったりしたモノですが実際に手に入れてコンピと変わり映えのしない音質にガッカリした事も。最近は1曲目の男性ヴォーカルを再評価中です。この声質結構好きです。
激レアです。未だかつて全く情報が無いバンド。ジャケットがあるか知りたいのですが、誰か知ってる方いませんか?82年とは信じ難いソフトサイケ調の曲からハーモニーポップまで幅広い音楽性はEternity's Childrenを彷彿させます。 7"で33回転の4曲入り。頭3曲聴いたとこまでは微妙な存在でしたが最終曲がCowsillsのWe Can Flyを緩くしたような感じでなかなかです。
1stは今ではコロコロ転がってますが、いまだになかなか見つからない2nd。1stと同様、12"にしか入っていない曲が有りまして、例のごとくそれが良かったりするので意地でも12"で持っておきたい訳です。ポップ度で言えば明らかに本作の方が上。ネオアコ好きに受けるのは絶対こっちだと思うけど、内容自体は一長一短な感じ。そのうち未発表曲追加の再発CDとか出そうだけど、出たら意外と買わなかったり。
両面B面EPというふざけた作品。本作を含めてこのバンドは2枚しか持ってませんが、どれも内容はあまり変わらない気がします。性急感のあるC級ギターポップ。キーボードが良い味を出してます。多少人気があるのはジャケット(本作はソフトロックっぽい裏の方が好きです)やレーベルがImaginaryのせいもあると思います。同レーベルはTurn to Flowersだけ持ってれば良いかも。
可愛いジャケットも影響が有るのか知りませんが、日本国内外関わらず、地味ながらそこそこの人気盤。内容はC級Housemartinsみたいな感じ。遊び心もある小気味良い縦ノリリズムで、フロアでもそこそこイケそう。レコ屋のコメントで安易にHousemartins云々書かれているダメバンドとどこが違うかと聞かれると、微妙な存在な気もしますが…。
知らない間にこれも再発されてました。1977恐るべし。一枚も持ってませんが、アッと思わせるリリースは今後も期待したいです。なにげに思っている以上にシングルを出しているバンド。初期は良く知りませんが、後期はエレポップ風味の爽やかギターポップ。Boogie Box Highからつなげてあげたい感じ。根底は違うけど何かが起こりそうなワクワク感とか、ネオアコを超えた部分でのアピール度とか共通項がある気がします。
ビジュアルに反してキレイで甘酸っぱいハーモニーが魅力のバンド。レーベル自体がややモッド寄りで、同バンドの外に数枚しか持ってないけど、このタイトル曲だけはソフトロック~ギターポップ好きに十二分にアピールできるなかなかの名曲。B面はあまり聴いていません。残念ながら中庸な感じ。7"はそこそこレアですが、コンピCDで聴く事ができるので、まずはそちらをどうぞ。
1番最初にネオアコにはまるキッカケになったバンド。Feltに傾倒したのも、最初はマーティンつながりでした。マンチェからなので彼らのアルバムで言うと3rdを聴いてから1stです。この1stシングルを含めてアルバム前の初期のシングル群は正にネオアコ。アルバムによって雰囲気が変わる点ではEBTGもそうですが、彼らと違って新作に興味が無くなってしまったのは、自分の問題なのでしょうか?