Review | レビュー18


Sonia La Unica / Sonia Y El Amor!

sonia la unica

メキシカン・ボッサ。フロア向けという意味では他作品の方が人気があるのでしょうが、裏ジャケを含めて本作が好きです。最初に手に入れたのがシールド盤で、2枚目入手するまで聞かずに飾っていました。ジャケットから想像するよりも本格的なジャズ・ボーカル。可愛らしい感じを期待すると裏切られますが、ちょっと懐かしい趣の歌謡曲的要素、一部を除いてゆったりとしたメロディー、小粋なピアノに載せた彼女のボーカルは古き良き時代を感じさせてくれます。

20050331

Nina & Frederik / Lovers of the World Unite!!
nina and frederik

デンマーク出身のボーカル・デュオ。2人は夫婦らしいです。60年代のツインボーカルで世間ではソフトロックっぽい位置付けかも知れませんが、僕には、Free DesignやInner Dialogueらのそれと根本的に違う気がします。華やかなで耳あたりの良い優しい雰囲気は嫌いではないのですが、どことなく中庸な60sポップスな感を脱しきれない感じが…。

20050325

Meta Roos and Nippe Sylwens Band / Same
meta roos

80年作。スェーデンのレコードに興味を持つキッカケになったバンド。もう一枚の代表作78年の作品と(本作同様、アルバム名が無いのでややこしいですが) を編集した作品がCDでも出ています。本家ブラジルの音楽の解釈の仕方、この緩さ加減の心地良さ、超一流では無いけどワクワクする感じとか上手く言葉に出来ないけど、この国のこの時代の音は僕にはシックリくる何かが有ります。

20050315

Mary Roos / Same
mary roos

彼女はドイツ語、フランス語の作品が有って、僕は数枚しか持ってないですが、僕の所有LPは全てセルフタイトルで何年のフランス盤みたいな自分内呼び名で判別しています。特に通販ジャケ無しで買う時は要注意です。本作から入った事も有り、世間的にも一番評判が高い72年フランスの本作を一番愛聴しています。ややソフトロック テイストも見え隠れするキュートなジャズポップ。春が良く似合う音だと思います。

20050313

Billy May / Today!
billy may

Capitalの鮮やかな色使いのジャケットが大好きです。このジャケでキャピタルという理由だけでレジに持って行ったレコード。ハズレもあるけどキャピタルのレコードってジャケのカラフルな感じが音にもある程度反映されていて、どこかワクワクします。最初女性ボーカルだと思って聴いたので違和感ありましたが、ちょうどポップスからジャズへの境界線にあるような音で、緩いBob Thompsonみたいな雰囲気も悪く無いです。

20050308

Letty de Jong / The Way I Am
letty de jong

良く知らない人です。多分オランダ人、一部ではドイツ、ベルギー説も有りの74年作。全編を通じて派手さは無いですが、シンプルで心に響くメロディ。ラララ・コーラス、スキャット好きにはお勧めしたいレコードです。個人的にはロシュフォールの恋人達のカバー?だけでもお腹一杯な作品です。ラララーとパッパラーしか歌ってない、ある意味鼻歌レベル(笑)なのにもかかわらず、思い入れ抜きにしても本家にも負けない素晴らしい曲。

20050304

Anita Kerr Singers / Reflect
anita kerr singers

バカラック・カバー集。本人の作品は殆ど持って無いのに、カバー曲は何故か結構持ってたりします。少人数によるシンプルで洒落た雰囲気、甘いコーラス・ワークもなかなか。一度は耳にした事がある有名どころの曲が多いのと、簡単に手に入るレコードですので、ソフトロック〜この時代の品のあるポップスが好きな方にはお勧めです。別作品ではSimon and Garfunkelトリビュート集もリリースしています。

20050222

Mondo Kane / New York Afternoon
mondo kane

もう一枚とどっちにしようか迷いましたが、定番のこちらの方がやや好きです。どちらも7"と12"が存在して、12"にはタイトル曲のバージョン違いがしつこく(笑)収録されています。でも12"にのみ収録曲の方が内容は良いので両シングル共に12"をお勧めします。ちょっぴりラテンの要素も含みつつ、流れるような美しいメロディーとコーラスワーク。世間では微妙な評価かも知れないけど、同系の中では完成度はかなり高いと思うし、僕はLucinda Siegerと同じ位好きです。

20050215

Git Skiold / Gar Mot Solen
git skiold

スェーデン75年作。ジャケットだけでスェーデンと分かるくらいの爽やかな色使い。内容もそれに負けない素晴らしさ。ボサノヴァと60sポップスを程よくブレンドしたような楽曲を中心にラララコーラス、サンバからファンキーなジャズまでバラエティーに富んだ作品。スェーデンのブラジリアンナンバーの本家とは微妙に違う独特のリズム、楽しくて軽やかな感じが大好きで、春が待ち遠しくなるような作品です。

20050210

Merit Hemmingson / Hoven Droven
merit hemmingson

スェーデンのキーボード演奏者の77年作。やはりこの音符ジャケが一番好き。他作品では完全インストアルバムも披露していますが、本作の用にスキャット、ハミングを多用した(殆ど歌詞なんて無い気もしますが)アルバムの方が内容的には断然好き。ジャケットのように穏やかで終始リラックスした雰囲気が、ほんのり優しい気持ちにさせてくれます。様々な楽器が使われながらも不思議と統一感があって、一度針を落とすと最後まで聴いてしまうレコード。

20050205