YouTube上では、Playing at Trains名義で同曲がアップされています。アナログ化されているCygnet Ringの作品では、もっともネオアコ色が強く、Walk On Waterの延長線ともいえる作品。これ以降、ダンス色が強くなるというか、マンチェ風になっていきます。本家同様、こちらもカセットオンリーのアルバムがあり、入手する気力は無いのでいつかCD化されることに淡い期待を抱いています。
昔はこれが1stシングルと思い込んでいました。Goalmouth Incidentの方がリリース先だったのですね。順番としては、人気の1stアルバムリリース後に出たのがこの作品です。活動休止後の2ndアルバムがイマイチでしたが、3rd以降は復調しています。この作品を含めた初期作のイメージが強いものの、2000年以降も新譜をリリースしているバンドの中では安定したクオリティです。
90年作。CD/LPどちらも普通に転がっています。Danny Wilsonをもう少し爽やかにした感じのいわゆるAOR系です。シングルのイメージが強いバンドですが、このアルバムにも収録されていますのでこれだけ持っていれば良いと思います。シングル曲がハイライトにはならずに、アルバム全体としてクオリティーを維持していますが、突き抜けた曲が無いのでやや抑揚に欠ける点が残念です。その点も含めて、Miracle Mileのアルバムのイメージに近い感じ。
今の家に引っ越して5年経ちますが、未だに7インチのレコード箱は縦積み状態。実質聴いていません。少しずつ思い入れのある作品からクリーニングして別場所に移動しています。これは整理中に発掘したレコード。詳細分かりませんが、ネットで調べると安価で転がっていますね。レーベル3番なので、それなりにプレスされたのかもしれません。女性主体の男女混合ヴォーカル。中途半端に洒落ていてKalimaみたいな雰囲気が好きな人なら買っても良いと思います。
後に日本で商業的に成功したG.I. Orangeのメンバーによる2ndシングル。この作品もキャッチャーなメロディーで、モッズ~パワーポップ的な要素を含みつつ、エレポップとも言える仕上がり。Two Peopleや、Jimmy Jimmy等のメジャー系が好きなら手元に置いても良いと思います。メンバーはまだ活動中らしいですが、その後は追いかけていません。
これ1枚だけしか知りません。今も昔もあまり情報が有りませんね。自主レーベルの88年作。イメージとしては、もっと80年代初期のNew Wave的要素も感じます。Dolly MixtureとGirls at Our Bestを足したようなイメージのガールバンド。 頻繁に見かけるレコードでは有りませんが、大枚を叩くような作品では無いと思います。
アルバム未収シングル。他にあるのか知りません。アルバム同様、Dislocation Danceを連想する音。You'll Never, Never Knowに対抗できる作品。裏ジャケも含めて、音のイメージそのままのジャケットも素晴らしいです。この路線でジャケット作っていたらアルバムの評価も変わっていた気がします。個人的には男女混合ヴォーカルな点も見逃せません。
同名義でのアルバムが既にCD化されていますので、今となっては一番貴重なシングルかもしれません。この7"に収録の2曲と、Ideaのコンピ収録曲がボーナストラックに入っていれば完結だったのに…。別名義を含めてどれ位の作品が存在するのか未だに全容は把握できませんが、知っている限りの作品は全部持っているつもりです。その中でも上位に位置づけできる作品だと思います。
Housemartinsが引き合いに出されるバンドの中でも、ここまで声質が似ているのは珍しいと思います。しかも、女性ヴォーカル。昔は、作品によってヴォーカルが違うと思っていました。初めて動画を観た時は、何とも不思議な気分でした。本当にジャケットの人が歌ってますね。今はネット上で簡単に動画まで見る事ができるので便利な時代です。見ない方が良い場合も少なくありませんが…。もう1枚の作品も含めて安定した水準だと思います。
今まで購入した全てのレコードの中で、最も高かった作品がこれです。当時で200ポンド位。少なくてもネオアコではこれ以上の投資をすることは生涯無いでしょう。East Villageの3枚の12"の方が内容は優れていると思います。それを持たずして、Episode Fourは有り得えません。ネオアコで真っ先に思い浮かぶのは、彼らやFeltの一連の作品群なのは今も昔も変わりません。